
リバプール戦での惜敗とカラバオカップ敗退
「負ける試合ではなかった。今日のようなプレーを続ければ、勝利を重ねられるはずだ」。トッテナム・ホットスパーのロベルト・デ・ゼルビ監督は、16日にアンフィールドで行われた2026-27シーズン、カラバオカップ3回戦のリバプール戦を終えた直後、このように語りました。試合は1-3で敗北し、大会からの敗退が決まりましたが、指揮官の言葉にはチームの現在地に対する明確な評価が含まれていました。
前半にアレクシス・マック・アリスター、後半にはコーディ・ガクポに失点を許す苦しい展開となりました。後半24分にコナー・ギャラガーの得点で一矢報いたものの、アディショナルタイムにドミニク・ソボスライにダメ押し弾を許す結果となりました。
リーグ戦で続く苦境と攻撃陣の停滞
プレミアリーグにおいて、トッテナムは今季開幕から4試合で2分け2敗という未勝利の状態が続いています。特に4試合連続無得点という記録は、チームの攻撃陣が深刻な停滞に陥っていることを示唆していました。前回のカップ戦で下部リーグのチャールトン・アスレティックに対して5得点を挙げたものの、実力差のある相手との試合であり、真価が問われる一戦となりました。このリバプール戦でギャラガーが今季のEPLチーム相手の初ゴールを記録しましたが、勝利には結びつきませんでした。

デ・ゼルビ監督が語る「プロセス」への信頼
試合後、『スカイスポーツ』のインタビューに応じたデ・ゼルビ監督は、結果に対する悔しさを露わにしつつも、チームのパフォーマンスには一定の自信を示しました。同監督は「今は苦しい時期だが、選手とプロジェクトを心から信じている。私たちは全く新しい土台を築いている最中だ」と強調しました。
データを見れば、トッテナムの戦いぶりは悲観的なものだけではありません。リバプールを上回る計17本のシュートを放ち、期待得点(xG)においても2.34ゴールを記録しました。しかし、6本にとどまった枠内シュートの精度に課題が露呈しました。デ・ゼルビ監督自身も、決定機におけるフィニッシュ精度の向上を今後の重要課題として挙げています。
次の注目カード:アストン・ヴィラ戦に向けて
デ・ゼルビ監督が述べるように、今のチームには運が味方していない側面もあるかもしれません。来る19日には、同じくリーグ戦で苦戦を強いられている昨季ヨーロッパリーグ王者、アストン・ヴィラとの直接対決が控えています。未勝利同士の対決において、トッテナムがどのような修正を加え、今季初の勝利を掴むことができるのか、欧州サッカーファンの注目が集まっています。



