
ニューヨーク・ヤンキースの絶対的守護神であり主砲のアーロン・ジャッジの復帰の時が、いよいよ間近に迫っています。
8月31日(現地時間)、MLB公式サイトが伝えたところによると、ジャッジは9月初旬に予定されているチームの遠征日程に帯同する見込みです。ヤンキースは9月1日からロサンゼルス・エンゼルス戦、4日からはサンディエゴ・パドレス戦と、敵地での計6連戦を控えています。この遠征期間中にジャッジがすぐさま実戦出場を果たすのは難しいとみられますが、グラウンド上での屋外打撃練習(フリーバッティング)などに参加し、本格的な調整に入る可能性が極めて高いと報じられています。
ジャッジは6月1日の試合を最後に、戦線離脱を余儀なくされていました。怪我の原因についてジャッジは、4月27日のヒューストン・アストロズ戦でダイビングキャッチを試みた際に生じた「肋骨の骨折」が長引いていたものだったことを自ら明かしています。
8月中旬からティーバッティングによる打撃練習を再開したジャッジ。最近では室内でのオーバーハンド(生きた球を投げる形)による打撃練習を精力的にこなしており、さらには最大30メートルの距離でのキャッチボールや送球・捕球練習を行うなど、着実にリハビリの強度を上げています。
具体的な復帰日はまだ正式発表されていないものの、早ければ9月9日から本拠地ヤンキー・スタジアムで行われるホーム6連戦での復帰が現実味を帯びてきました。ヤンキースは9日からコロラド・ロッキーズ、12日からはニューヨーク・メッツを本拠地に迎え撃つ予定となっています。
今後の大きな焦点となるのは、マイナーリーグでの調整登板やリハビリ出場を経ずに、直接メジャー(1軍)の舞台へ復帰したいというジャッジ本人の強い希望を球団側が受け入れるかどうかです。ジャッジは「私は投手ではなく野手だ。ここの室内練習場で十分に打ち込めるし、すべての試合を注意深く見守ってきた。ダグアウトに座り、毎試合の熱気やエネルギーを常に肌で感じ続けてきた」と熱く語り、「試合に出られない日々が、何よりも一番辛かった。これからはさらに練習量を増やし、反復練習を徹底することに集中したい」と、復帰への並々ならぬ執念を燃やしています。
指揮官のアーロン・ブーン監督も「ジャッジの練習強度は徐々に引き上げている。コンディションがさらに上がってくることを心から願っている。試合前の打撃練習などにも本格的に合流させながら、復帰へのステップをどんどん加速させていく方針だ」と述べ、頼れる主砲の復活に向けて大きな期待を寄せています。


