
アトレティコ・マドリードに所属するイ・ガンイン(25)が、ピッチ内外で絶大な存在感を示しています。クラブはイ・ガンインを前面に打ち出し、韓国をはじめとするアジア市場の開拓に注力しており、マーケティング面で大きな相乗効果が生まれていると評価されています。
エスパニョール戦がもたらすマーケティングの好機
アトレティコは17日午後9時(スペイン現地時間)、バルセロナのRCDEスタジアムにてエスパニョールとのラ・リーガ第9節に臨みます。現在チームは6勝1分け1敗の勝ち点19を獲得し、首位バルセロナに次ぐリーグ2位と好調を維持しています。
今回のエスパニョール戦は、今季初めて現地時間午後2時という早い時間帯にキックオフされます。このスケジュールについて、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』は「イ・ガンイン加入後、マーケティングの観点からクラブに有利な設定だ」と指摘しました。現地時間の午後2時は韓国時間の午後9時にあたり、現地のサッカーファンが視聴するのに最適なゴールデンタイムとなります。韓国では週末のプライムタイムに欧州サッカーを楽しむ文化が定着しており、視聴者数の増加が期待されています。

アジア市場拡大に向けた戦略的な動き
アトレティコはイ・ガンイン獲得以前から、韓国市場への関心を強く示してきました。グループBTSのSUGAが未発表のユニフォームを着用してステージに登場したことは大きな話題を呼びました。また、韓国国内でマンチェスター・シティとのプレシーズンマッチを開催したり、ソウル・光化門広場でイ・ガンインの加入発表を行ったりと、現地ファンの心を掴むための地道なプロモーションを重ねています。
こうした戦略は確実にファン層の拡大へと繋がっています。同紙は、イ・ガンインを観戦するために本拠地メトロポリターノを訪れる韓国ファンが急増しているほか、彼のアジア圏におけるユニフォーム需要が極めて高いことを伝えています。
ピッチ内でも証明される実力
プレー面においても、イ・ガンインは期待に応えています。今夏に加入後、公式戦10試合で2ゴール1アシストを記録。チームの攻撃における核として機能しており、今シーズンの補強の中で最も成功したケースの一つと評されています。現地のサポーターからもクラブの新たなプロジェクトを牽引する中心選手として厚い信頼を寄せられています。



