
公式戦6試合で未勝利、深まるマンUの不振
イングランド・プレミアリーグ(EPL)の名門、マンチェスター・ユナイテッド(マンU)が深刻な不振に陥っている。直近の公式戦6試合で勝利を挙げることができず、チームは泥沼の状況にある。この影響で、マイケル・キャリック監督に対する解任論が急速に浮上している。
マンUは18日、エランド・ロードで行われたリーズ・ユナイテッドとの第7節アウェー戦に臨んだが、結果は1-1の引き分けに終わった。開幕から7試合を消化し、1勝4分け2敗の勝ち点7で暫定13位に低迷している。この開幕7試合での1勝という成績は、過去40年間でクラブ史上最低のスタートとなった。
試合展開と露呈した守備の課題
試合は前半35分、ブライアン・ムベウモのゴールでマンUが先制し、好調な滑り出しを見せた。ユーリ・ティーレマンスからのクロスをムベウモが押し込みリードを奪ったが、後半6分にコーナーキックからドミニク・カルヴァート=ルーウィンに同点ゴールを許した。
特にセットプレーからの失点は、現在のマンUが抱える持病とも呼べる課題である。同点に追いつかれた後、主導権をリーズに奪われる場面が増え、ブルーノ・フェルナンデスやアマド・ディアロらが決定機を活かせず、逆転には至らなかった。

終盤にはメイソン・マウントとマテウス・クーニャを投入して攻勢を強めたが、最後まで勝ち越しゴールを奪うことはできなかった。
内部対立と監督の去就、次期候補の噂
8月30日のイプスウィッチ・タウン戦以降、リーグ戦およびカップ戦を含めて勝利から遠ざかっている。昨季はチームをリーグ3位に導いたキャリック監督だが、今季の不振を受け、クラブの運営に対する不満も内部から漏れている。リサンドロ・マルティネスが補強方針やクラブ首脳陣を公然と批判する事態も発生しており、チーム内の結束が揺らいでいることが指摘されている。
英国メディア「トークスポーツ」によると、すでにアントニオ・コンテ氏をはじめ、ファビアン・ヒュルツェラー氏、ユリアン・ナーゲルスマン氏といった指揮官の名が次期監督候補として報じられている。

今後のマンUは22日のチャンピオンズリーグ・コモ戦を皮切りに、ボーンマス、チェルシーとの対戦が控えており、首脳陣の決断に注目が集まっている。


