
トレーニング中に突然の倒れ、緊急搬送へ
ドイツ・ブンデスリーガの名門、バイエルン・ミュンヘンのヴァンサン・コンパニ監督が、トレーニング場にて倒れ、病院に緊急搬送されたことが明らかになりました。クラブの発表によると、監督は2軍のトレーニングを視察していた際に体調を崩したとのことです。現在は病院で精密検査を受けており、容体は安定しているものの、当面の間はチームの指揮から離れる見通しです。
ウイルス感染による体調不良と無理な指揮
コンパニ監督は以前からウイルス感染により体調を崩していました。実際に、20日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのアーセナル戦に向けた公式記者会見を欠席するなど、健康面での不安が指摘されていました。
それでも監督は、21日のアーセナル戦(2-2で引き分け)ではベンチ入りを果たしました。試合後には、ウイルス感染による体調不良を押して指揮を執っていたことを明かしており、無理を重ねた結果、その2日後に倒れる事態となりました。ドイツ紙『シュポルト・ビルト』によれば、現場には救急隊が出動し、ミュンヘン市内の病院へと運ばれたといいます。
今後の見通しとコーチ陣の体制
バイエルンのマックス・エベール取締役(スポーツ担当)は記者会見で、「容体は安定している」としつつも、復帰までには「数週間の期間を要する見込みだ」と慎重な姿勢を示しました。クラブ側は、何よりも監督の完全な健康回復を最優先事項としており、無理な早期復帰はさせない方針です。
コンパニ監督の不在期間中は、ヘッドコーチのアーロン・ダンクス氏がチームの指揮を執ります。ダンクス氏はコンパニ監督と連絡を取り合っており、「今はサッカーの議論をする時ではなく、健康回復を第一に考えている」と語っています。なお、25日に予定されているフライブルクとのリーグ戦は通常通り行われますが、監督が倒れる現場を直接目撃した2軍選手の試合については延期が決定しました。
欧州サッカー界からのエール
バイエルンは今後、フライブルク戦に続き、3月3日にはチャンピオンズリーグでのアトレティコ・マドリード戦という重要な一戦を控えています。監督が不在という苦しい状況ではありますが、かつてコンパニ氏がキャプテンを務めたマンチェスター・シティも公式SNSを通じて早期回復を願うメッセージを発信するなど、欧州サッカー界全体から温かい支援の声が寄せられています。


