
優勝候補の貫禄を見せつけベスト8へ
前大会の覇者である北朝鮮U-17女子サッカー代表チームが、開催国モロッコの地元ファンの大声援を跳ね返し、圧勝でワールドカップ準々決勝への進出を決めました。チ・ユンナム監督率いる北朝鮮は、モロッコのラバトで開催されたFIFA U-17女子ワールドカップ決勝トーナメント1回戦において、6-0というスコアでモロッコを圧倒しました。
試合展開と攻撃陣の爆発力
グループリーグではプエルトリコやポーランドに快勝し、ナイジェリアには敗れたものの組2位で決勝トーナメントへ進んだ北朝鮮。この16強戦では、本来の強力な攻撃力が遺憾なく発揮されました。試合開始6分、リュ・ジョンヒャンがコーナーキックからヘディングシュートを突き刺し先制。前半だけでキム・ウォンシムの連続得点などを含め4-0と主導権を完全に握りました。
後半に入っても攻撃の手を緩めず、リ・ウィギョン、リ・ギョンイムが追加点を挙げ、終わってみれば6-0の完勝。FIFAが「驚異的なストライカー」と評するリュ・ジョンヒャンは、個人通算得点記録を更新し続ける圧巻のパフォーマンスを披露しました。

国際的な評価と今後の展望
FIFAは、過去最多の優勝回数(4回)を誇る北朝鮮の組織力と連係の強さを高く評価しています。中国のメディア「網易(NetEase)」も、開催国を相手にした格の違いを報じました。北朝鮮は11月1日に行われる準々決勝で、スペインとアメリカの勝者と対戦します。今大会3連覇を狙う北朝鮮にとって、次なる強敵との一戦が大きな山場となるでしょう。
韓国サッカー界の現状と背景
なお、隣国の韓国女子サッカー界では、直近の国際大会でグループリーグ敗退や、アジア予選での日本に対する0-1の敗戦など、苦しい状況が続いており、本大会への出場権を逃す結果となりました。アジア勢では日本がかつて優勝を果たすなどレベルの高さを見せてきましたが、現在のアジアにおける勢力図や北朝鮮の驚異的な成長ぶりは、世界のサッカー関係者からも注目を集めています。


