
決定的なセーブでチェコ戦の勝利を導いた韓国サッカー代表チームの「守護神」キム・スンギュ(FC東京)が、メキシコ戦では痛恨のミスで敗戦を招いてしまった。
洪明甫(ホン・ミョンボ)監督率いる韓国サッカー代表チームは19日、メキシコのグアダラハラ・スタジアムで行われた2026 FIFA北中米ワールドカップ・グループA第2戦で、メキシコに0-1で敗れた。
キム・スンギュの決定的なミス一つが悔やまれる。
キム・スンギュは前半5分、メキシコが左サイドからクロスを上げると、それをキャッチしようと飛び出した。しかし、その過程でイ・ハンボムがラウール・ヒメネスと空中戦を繰り広げようと高くジャンプしていた。キム・スンギュも飛び上がって先にボールを掴んだものの、イ・ギヒョクと衝突してボールがこぼれてしまった。そこをルイス・ロモに押し込まれた。

キム・スンギュはチェコ戦で2-1の勝利を導いた立役者だった。「長身軍団」チェコの空中戦に先制点を許したものの、韓国が2-1と逆転に成功した後のチェコの猛攻を全身で耐え抜いた。特に後半アディショナルタイム、ミハル・サディレクがゴール前で放ったシュートを体を投げ出して防いだシーンは、チェコのミロスラフ・コウベク監督が「あんなに近い距離からのシュートをどうやって防いだのか分からない」と感嘆したほどだった。
この日のメキシコ戦でも、キム・スンギュは素晴らしい活躍を見せた。前半20分、ロベルト・アルバラードの対角線クロスを、走り込んだフリアン・キニョネスがヘディングで合わせたが、これはキム・スンギュのセーブに阻まれた。キム・スンギュは後半も先制点を許した後、何度も好セーブを見せてメキシコの攻勢をしのいだ。しかし、韓国は結局キム・スンギュの「決定的なミス」を覆すことができず、悔しい敗戦で試合を終えた。
ゴールキーパーというポジションは、英雄と戦犯の境界線が最も薄いポジションだ。90分間完璧なプレーをしても、たった一度のミスが即座に失点につながってしまう。今回のメキシコ戦がまさにそうだった。キム・スンギュは何度も安定したキャッチングとセーブでゴールを守ったが、一度の致命的な判断ミスですべてを失うこととなった。



