
フランスサッカー界の次世代エース、マイケル・オリーズ(24・バイエルン・ミュンヘン)が、「伝説」ペレを追い抜き、ワールドカップ史上単一大会最多アシストの新記録を打ち立てました。しかし、栄光の大記録の裏側には、20本のシュートを放ちながら一度もゴールを決められなかった、深刻な決定力不足という影も共存していました。
オリーズは19日に行われた2026北中米ワールドカップ、イングランドとの3位決定戦で、後半にキリアン・エムバペへ2つのアシストを供給しました。フランスは前半0-4と劣勢に立たされていましたが、オリーズとエムバペの得点連携を皮切りに猛追を見せました。しかし、激しい打ち合いの末に4-6で敗れ、4位で大会を終えました。
オリーズはこの日、前線のエムバペに向けて鋭いパスを供給し、計2つのアシストを記録しました。オリーズの積極的なサポートのおかげで、エムバペは今大会通算22ゴールに到達し、ワールドカップ歴代最多得点ランキングのトップに立つことができました。オリーズ自身も今大会で計7つのアシストを記録し、ブラジルのサッカーの王様ペレが1970年に記録した6アシストを上回り、単一ワールドカップ最多アシスト記録の新たな歴史を刻みました。グループリーグからトーナメントの最後まで、フランスの攻撃の鍵はオリーズの創造的なパスから始まっていたと言っても過言ではありません。

しかし、完璧に見えたこの「世界最高の特級アシストメーカー」には、致命的な弱点がありました。それは、フィニッシュ能力です。
統計専門のオプタによると、オリーズは今大会のワールドカップ全試合を通じて20本のシュートを試みました。しかし、一度も相手のゴールネットを揺らすことができず、「得点率0%」という残念な成績表を残しました。パスは世界最高レベルでしたが、いざ自分が決定的な役割を果たすべき場面では、一発を決めることができませんでした。何度かゴールキーパーの好セーブに阻まれたこともありましたが、決定的なチャンスで枠を外すシュートが目立ちました。
この日も3本のシュートを記録しましたが、実を結びませんでした。特に3-4と追い上げた後半36分、ボックス内で絶好のチャンスを迎えましたが、ノーマークの状況で放ったシュートはゴール枠を外れました。
同点のチャンスを逃したフランスは、後半42分にブカヨ・サカにペナルティキックを決められました。アディショナルタイムにウスマン・デンベレが追撃のゴールを挙げましたが、終了直前にジュード・ベリンガムにダメ押し弾を決められ、結局2点差で敗れました。
今回の北中米ワールドカップは、オリーズに「最高のパサー」という名声をもたらしましたが、同時に決定力不足という課題も突きつけました。



