
スウェーデンサッカーの「生ける伝説」ズラタン・イブラヒモビッチ(45)が、オランダに惨敗を喫した後輩たちに向けて痛烈な毒舌を浴びせた。残る日本戦の展望についても悲観的な見方を示した。
スウェーデンは21日、米テキサス州ヒューストンのスタジアムで行われた2026北中米ワールドカップ・グループステージF組第2戦で、オランダに1-5で完敗した。第1戦でチュニジアを5-1で大破し勢いに乗っていたスウェーデンだったが、今回は正反対の結果となり、得失点差が一気に悪化した。
試合はオランダの一方的な展開だった。スウェーデンは前半序盤からオランダの激しい前線からのプレスに遭い、後方からのビルドアップが完全に麻痺した。オランダは前半、ブロビーのマルチゴールで大きく突き放し、勝利を予感させた。開始5分、コーディ・ガクポのグラウンダーのクロスを右足のダイレクトシュートで決めて先制点を挙げたブロビーは、12分後にもデンゼル・ダンフリースが右サイドから送ったクロスに飛び込み、右足を合わせて再びゴールネットを揺らした。

後半もガクポがオランダのゴールラッシュを続けた。後半2分、ダンフリースが右サイドから送ったクロスに走り込んだガクポが足を合わせてゴールを割った。ガクポは7分後にもゴールエリア左で鋭い動きからDFを一人かわし、右足シュートを放って4-0とした。
スウェーデンは後半14分、カウンターからイサクのパスを受けたアントニー・エランガが、そのスピードでDF3人を振り切り左足シュートで1点を返したが、後半44分にクリセンシオ・サマービルにダメ押し弾を許し、4点差の完敗を喫した。
FOXスポーツの解説委員として試合を中継したズラタンは、「今日のスウェーデンのプレーは、代表のユニフォームを着ている選手たちとは信じがたいほど恥ずべきレベルだった」と苦言を呈した。普段から歯に衣着せぬ物言いで有名なズラタンは、「ピッチの上で相手と戦おうとするライオンのような闘志が全く見られなかった。オランダのプレスに怯えてパスミスを連発する姿は、戦術を論じる以前の態度の問題だ」と叱責した。

特にズラタンは、第3戦の相手である日本の精密な組織力に言及し、スウェーデンの決勝トーナメント進出を悲観的に予想した。彼は「現在の緩慢な守備の集中力では、控えている日本戦も極めて厳しい勝負になるだろう」とし、「日本はオランダと2-2で引き分けたチームだ。彼らのパスと切り替えのスピードはオランダに劣らず鋭い。今すぐ目を覚まさなければ、スウェーデンはグループステージ終了後、すぐに帰りの飛行機のチケットを取らなければならなくなるだろう」と語った。


