
トーナメント進出がかかった南アフリカ共和国とのグループリーグ最終戦を控えた洪明甫(ホン・ミョンボ)号が、決戦の地であるメキシコのモンテレイへ移動した22日。
洪明甫監督率いるサッカー代表チームは、この日ベースキャンプがあるグアダラハラで先にトレーニングを消化した後、チャーター機で1時間30分ほど移動し、モンテレイのホテルに荷を解いた。
2026北中米ワールドカップに参加する代表チームが、大会期間中に移動を行うのは今回が初めてだ。
代表チームは直前までグアダラハラでチェコとメキシコを相手に第1・2戦を行った。以前グアダラハラに入城した際、盛大な歓迎を受けた代表チームは、この日も国籍を問わず人気を集めた。代表チームを応援するファンだけでなく、現地の同胞やメキシコ人、前日の試合を観戦した日本人までが選手たちを待ちわびていた。
メキシコ警察の護送のもと、選手たちがホテルに到着すると雰囲気が盛り上がった。陽気なメキシコの伝統音楽が流れる中、選手たちの名前を呼ぶファンたちの声が響き渡った。
しかし、「キャプテン」ソン・フンミン(LAFC)をはじめとする選手たちのほとんどは、硬い表情でホテルに入った。一部の選手がファンに向かって手を振ったり微笑んだりする程度だった。直前の試合だった19日のメキシコ戦で、予期せぬミスにより0-1で惜敗した影響と見られる。

韓国(1勝1敗)は、開催国のために準備されたA組1位の座をメキシコ(2勝)に譲り、2位にとどまっている。韓国は来る25日、南アフリカ共和国とのグループリーグ第3戦で勝利するか引き分ければ、2位で32強に進出できる。対戦相手の南アフリカ共和国(1分け1敗)はA組で最弱と分類されているが、韓国を相手に勝利すれば32強進出の可能性が残っているという点で、油断できない試合だ。
これをよく理解している選手たちは、23日にトレーニング場の門を閉ざし、非公開練習に突入する。試合前日には記者会見を行い、練習は外部に公開しなければならない。決戦を前にモンテレイ現地でしっかりとトレーニングできる日は事実上23日の1日だけという点で、緊張感が漂っていた。
一方、南アフリカ共和国はこの日までメキシコのパチューカでトレーニングを消化した後、23日にモンテレイへ移動する予定だ。


