FIFA、米FWの退場処分を保留…トランプ氏の「電話」が影響か?

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FIFA、米FWの退場処分を保留…トランプ氏の「電話」が影響か?
2026北中米ワールドカップに向けた代表チームのトレーニングを前に、取材陣の質問に答えるアメリカ代表FWフォラリン・バログン(3日、米ワシントン州シアトル、ハスキー・サッカー・スタジアムにて)。AFP=時事

ドナルド・トランプ米大統領が、北中米ワールドカップで退場処分を受けたアメリカ代表FWフォラリン・バログン(25)の懲戒問題に関し、国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長に直接再検討を要請したことが分かった。その後、FIFAが異例にもバログンの自動出場停止処分を猶予したことで、波紋が広がっている。

CNNは6日、この件に詳しい情報筋の話として、トランプ大統領がバログンの退場後にインファンティーノ会長と電話会談を行い、判定と懲戒問題について検討するよう求めたと報じた。



FIFAは同日、バログンに科されていた1試合の出場停止処分の執行を1年間猶予すると発表した。これにより、バログンは7日に米シアトルで行われるベルギーとのワールドカップ決勝トーナメント1回戦に出場できることになった。

バログンは先立って行われたボスニア・ヘルツェゴビナとのラウンド32で、後半19分に相手DFタリク・ムハレモビッチの足首付近を踏みつける反則を犯した。主審はビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を経てバログンにレッドカードを提示した。当該反則は「著しく不正なプレー」に分類され、規定上、最低1試合の出場停止対象となっていた。

しかし、FIFA懲戒委員会は懲戒規定第27条を適用した。この条項は、一定の保護観察期間を設け、試合中に発生した懲戒の全部または一部の執行を猶予できるというものだ。FIFAはバログンの1試合出場停止処分を1年間猶予した。

レッドカードの記録自体が消えるわけではない。バログンが1年の猶予期間中に同様の違反行為を行った場合、既存の出場停止処分が再び効力を持ち、新たな懲戒が追加される可能性もある。

トランプ大統領はFIFAの決定発表後、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に「正しいことを行い、大きな不当を正してくれたFIFAに感謝する」と投稿した。アメリカサッカー連盟はFIFAの決定を歓迎した。連盟は「懲戒委員会の決定を受け入れ、バログンが次の試合に出場できるようになったことを嬉しく思う」とし、「すべての関心はシアトルで行われるベルギーとの決勝トーナメント1回戦に向けられている」と明らかにした。

アメリカ代表のマウリシオ・ポチェッティーノ監督も、FIFAの決定を「公正だ」と評価した。同監督は「ボスニア・ヘルツェゴビナ戦で30分間を10人で戦ったことだけで、十分な罰を受けた」と述べ、退場判定そのものが不当だったと主張した。ただし、自身は懲戒取り消しの過程には直接関与していないと明かした。

ベルギー側は強く反発している。ベルギーサッカー協会は声明を出し、「今回の決定は2026 FIFAワールドカップの大会規定と真っ向から対立する」とし、「すべての参加チームの正当な権利を保護し、フェアプレーの基本原則を守るため、可能な限りの対応策を検討している」と表明した。

ベルギー代表のルディ・ガルシア監督も「FIFAのオフィスでは7月5日がエイプリルフールだとでも思っているのか」と皮肉り、FIFAの決定を批判した。さらに「ベルギーサッカー協会は単に代表チームを守るだけでなく、サッカーの誠実さと倫理を守ろうとしているのだ」と語った。


FIFAが懲戒規定第27条を適用した前例はある。代表的な事例がクリスティアーノ・ロナウドだ。ロナウドは昨年11月、アイルランドとのワールドカップ予選で肘打ちをして退場処分を受け、3試合の出場停止対象となった。ロナウドはアルメニア戦で1試合の処分を消化し、FIFAは残りの2試合の執行を1年間猶予した。当時、FIFAはロナウドの過去の懲戒歴が少ないことなどを考慮した。その結果、ロナウドは今大会のグループリーグから正常に出場することができた。

Grey

K-pop & Sports Content Editor

worked in Asia National News Media since 2019
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