メッシからヤマルへ贈られた“伝説の継承”「自分の道を行け」…W杯制覇の19歳が明かす「金メダルと同じくらい価値ある言葉」

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メッシからヤマルへ贈られた“伝説の継承”「自分の道を行け」…W杯制覇の19歳が明かす「金メダルと同じくらい価値ある言葉」
2026 FIFA北中米ワールドカップ決勝でアルゼンチンを破り優勝を果たした後、リオネル・メッシと抱擁を交わすスペイン代表のラミン・ヤマル(20日、米ニュージャージー州イーストラザフォードのメットライフ・スタジアムにて=ロイター)

2026 FIFA北中米ワールドカップで見事に王座に輝いたスペイン代表の超新星、ラミン・ヤマル(19)が、激闘の決勝戦直後に“生ける伝説”リオネル・メッシ(39)から授かった珠玉のアドバイスを明らかにした。

ヤマルは22日(現地時間)、米スポーツ専門局「ESPN」とのインタビューに応じ、「メッシは私に『これからも自分だけの道を進め。未来は君たち世代のものだ』と言ってくれたんだ」と告白。さらに「その言葉は、いま私の首にかかっているこの金メダルと同じくらい、かけがえのない価値を持つものだった」と語り、偉大な先達からのメッセージに深い感動を表した。



ヤマルは20日、米ニューヨーク(ニュージャージー)で行われたワールドカップ決勝戦でアルゼンチンを破り、悲願の戴冠を成し遂げた。歓喜に沸くピッチの上でメッシと熱い抱擁を交わし、言葉を交わす姿が世界中で大きな話題を呼んでいた。

2022年のカタール大会で悲願のW杯初制覇を果たしたメッシは、今大会でもアルゼンチン代表を牽引して決勝まで導いた。全8試合に出場して8ゴール4アシストを記録するなど、39歳にしてなお、世界最高峰の圧倒的な実力を誇示し続けている。

そんな憧れの存在について、ヤマルは「メッシはサッカー史上最高の選手だ」と最大の敬意を払い、「幼い頃からずっと憧れ、尊敬してきた選手。試合が終わった後、彼に直接そのリスペクトを伝えることができて本当に嬉しかった」と熱く語った。

二人の不思議な運命の糸は、今から約19年も前に結ばれていた。メッシがバルセロナに在籍していた時代、ユニセフ(UNICEF)とクラブが合同で行ったチャリティカレンダーの撮影イベントで、当時生後わずか5ヶ月だった赤ん坊のヤマルをメッシが沐浴させるという、奇跡のような写真が残されている。メッシは今大会の決勝を控えた際にも、「ヤマルは素晴らしい選手であり、すでに世界的なスターだ。彼にはこれから極めて長いキャリアが約束されている」と、若き才能へ惜しみない賛辞を送っていた。

一方、バルセロナでヤマルと共にピッチに立ち、彼の成長を間近で見てきた元同僚のロベルト・レヴァンドフスキは、今大会におけるヤマルのパフォーマンスについて「これでもまだ彼の“ベスト”ではない」と、さらなる高みを期待する独自の分析を示した。

レヴァンドフスキはESPNのインタビューに対し、「今大会の姿がヤマルの本当のベストフォームだったわけではない。個人的には、2シーズン前の彼のプレーこそが最も驚異的で、優れていたと思っている」と言及。

その理由について、「ヤマルはハムストリングの負傷によって約8週間も実戦から遠ざかった状態で、ぶっつけ本番のようにワールドカップを迎えたんだ」と明かし、「十分な調整やトレーニングを積む時間がないまま、過酷な試合に出場し続けなければならなかった。本来なら、万全のコンディションを期待すること自体が酷な状況だった」と、満身創痍の強行軍だったことを説明した。しかしその一方で、「それにもかかわらず、彼はピッチ上で卓越した才能を示してみせた。スペイン代表チームとヤマルは互いを見事に補い合っており、その協力関係はまさに完璧だった」と、逆境を乗り越えてチームを救った精神力と才能を大絶賛した。

ヤマルは今大会、全8試合に出場して1ゴールを記録。スタッツとしての攻撃ポイント(得点・アシスト)こそ多くはなかったものの、大会最多となる35回のドリブル突破を成功させ、スペインの圧倒的な攻撃陣の最大の推進力として君臨した。

自身が率いるポーランド代表が今大会への出場を逃した中、レヴァンドフスキは決勝戦でスペイン代表のサポーターになっていたことも告白。「バルセロナで苦楽を共にした多くのチームメイトたちがいたから、自然とスペインを応援していたよ」と笑みを見せ、「彼らにはワールドカップを勝ち取るだけの十分な準備ができていた。何より非常に若いチームであるだけに、今後の未来がさらに楽しみで仕方がない」と太鼓判を押した。


昨シーズン限りで惜しまれつつバルセロナを退団したレヴァンドフスキは、アメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)のシカゴ・ファイアーと2年契約を締結したばかり。新天地への挑戦を決めた理由について、「バルセロナという偉大なクラブを離れた後、ヨーロッパの他のクラブでプレーする自分の姿はどうしても想像できなかった。だからこそ、新たな大陸でまったく新しい挑戦をスタートさせることを決意したんだ」と、ベテランとしての飽くなき挑戦心をのぞかせ、インタビューを締めくくった。

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