

パリ・サンジェルマン(PSG)が、イ・ガンインの新たな門出に温かいエールを送った。
アトレティコ・マドリードは25日(韓国時間)、クラブ公式チャンネルを通じて「アレッティへようこそ、イ・ガンイン」と公式発表。契約期間は2031年までの5年間となる。
クラブ側は「25歳のイ・ガンインは、卓越した才能を誇る左利きのミッドフィルダーだ。攻撃的ミッドフィルダーから両サイドのウイングまで高いレベルでこなし、優れた視野、精密なボールコントロール、そしてパスとシュート能力が際立つ稀有な選手だ」と獲得の理由を説明した。
一方、PSGもイ・ガンインとの別れを公式に認め、惜別のメッセージを贈った。公式サイトやSNSを通じて「イ・ガンインがPSGを離れ、アトレティコへ完全移籍した」と報告し、「3年間、PSGのために献身してくれたイ・ガンインに心から感謝する。これからの選手生活に最高の幸運があることを祈っている」と温かな言葉を添えた。

イ・ガンインはPSG在籍中、UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)やリーグ・アン、FIFAクラブワールドカップなど数多くの栄冠を勝ち取ってきた。しかし、出場時間の確保やチーム内での待遇面では、彼の圧倒的な才能に対し、激しいポジション争いや正当な報酬が議論されることも少なくなかった。
より多くの出場機会と選手としてのステップアップを求め、今回の移籍を決断したと見られる。アトレティコではレギュラーとしての起用が保証されており、PSG時代を上回る好待遇が約束されている模様だ。
スペインの有力紙マルカによると、アトレティコはイ・ガンインをアントワーヌ・グリーズマンの後継者として高く評価している。グリーズマンといえば、レアル・ソシエダで頭角を現し、アトレティコで全盛期を謳歌したフランス代表のレジェンドだ。UCL準優勝やEURO 2016準優勝、2018 FIFAワールドカップ優勝など、輝かしいキャリアを積み上げてきた。
さらにグリーズマンは、現役最高の栄誉とされるバロンドールのポディウム(3位以内)に2度も選出されている。ソン・フンミンが保持する韓国人選手史上最高位(11位)と比較しても、彼がどれほど偉大な選手であるかは一目瞭然だ。そんなレジェンドの系譜を継ぐ存在として、イ・ガンインへの期待が高まっている。

サッカー専門チャンネル「マッド・フットボール」が公開した来シーズン(2026-2027)の予想ベスト11でも、イ・ガンインは4-3-3フォーメーションの中盤右サイドに堂々と名を連ねた。PSG時代は交代出場が主だった彼だが、アトレティコでは主力級としての飛躍が確実視されている。
金銭面でも厚遇が予想されており、PSG時代に約60億ウォン規模とされた年俸から、アトレティコからは約650万ドル(日本円で約10億円規模)の条件が提示されたと伝えられている。
アトレティコは8月に「2026 クーパンプレイ・シリーズ」で来韓し、マンチェスター・シティとの親善試合を予定している。韓国のファンの前で、イ・ガンインのアトレティコ・デビュー戦が実現するのか、今から注目が集まっている。


