

国際サッカー連盟(FIFA)のガバナンス危機が広がる中、ジャンニ・インファンティーノFIFA会長が自身の辞任を求める質問に対し、「美容室で会おう」という冗談で応じ、波紋を広げている。
インファンティーノ会長は22日、ドミニカ共和国のホテルの前でスカイニュースのジェームズ・マシューズ記者と遭遇した。
マシューズ記者がFIFA大会への民間投資誘致計画をめぐる議論に触れ、「サッカーを裏切ったとは思わないか」と尋ねると、インファンティーノ会長は「髪型が素敵だね。ありがとう」と答えた。インファンティーノ会長とマシューズ記者は、二人とも短髪のスタイルである。
記者が続けて「なぜ辞任しないのか。ファンやサッカー協会が辞任を求めている。FIFAの信頼を裏切ったのではないか」と重ねて質問すると、インファンティーノ会長は車に乗り込みながら「美容室で会おう」と述べた。
FIFAのトップが組織の信頼や自身の進退を問う質問に対し、外見をネタにした冗談で対応したことは、不適切だという批判を免れない。特に、最近複数のサッカー団体がインファンティーノ会長のリーダーシップに公然と問題を提起している状況であるだけに、なおさらである。
インファンティーノ会長は、FIFA大会に民間投資を誘致する計画を推進する過程で激しい反発に直面した。一部の大陸連盟はこの過程でインファンティーノ会長が自分たちを欺いたと批判し、欧州サッカー連盟(UEFA)はFIFA指導部に対する信頼を失ったとして、大会ボイコットの可能性まで示唆した。

