
LAドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長が、大谷の投手復帰に対する揺るぎない自信をのぞかせた。
日本のスポニチが30日に報じたところによると、同日ドジャースタジアムで行われたシアトルとのホーム戦を前に、フリードマン編成本部長が取材陣に対し大谷の現状と今後の展望について自身の見解を語った。
大谷は左膝の違和感により、今月4日のサンディエゴ戦を最後に実戦登板から遠ざかっている。後半戦は打者としての出場に専念しているが、26日に予定されていたブルペン投球のスケジュールまで取り消されたことで、投手・大谷の復帰時期が不透明なのではないかとファンを不安にさせていた。
フリードマン編成本部長はこれについて、「我々が最も重要視したのは、踏み込み足となる左足に対して最大限慎重を期すことだった」と説明。「膝をかばうことで投球メカニズムに狂いが生じるような状況は、是が非でも避けたかった」と、慎重な姿勢を崩さなかった理由を明かした。
膝の状態についてもポジティブな見通しを語った。フリードマン編成本部長は「順調に改善に向かっている」とし、「この回復ペースが続けば、近いうちにキャッチボールを再開することになるだろう」と明るい見通しを伝えた。
さらに、「我々が何より確認したいのは、大谷が何度も同じ投球動作を再現できる身体の状態にあるということだ」と強調。「無意識のうちに膝をかばうような動きをしてしまう懸念がないレベルまで完璧に戻したい。膝が完治し、違和感のない状態で投げられるようにすることが核心だ」と、焦らず回復を優先する意向を示した。
大谷の投手復帰時期の遅れによってトレード戦略が変わる可能性については、「『緊急補強ポイント』が生じたとは全く考えていない」と断言。「第一に、我々は彼が必ず戻ってくると確信しているからだ」と、大谷への絶大な信頼をあらわにした。
一部ではデトロイトの左腕エース、タリク・スクーバルの獲得にドジャースが関心を持っているとの噂も報じられているが、フリードマン編成本部長はこれを一蹴。「我々には厚い選手層がある。負傷者が出た状況下でも、代わりの選手たちが素晴らしい登板を見せてチャンスを掴んでくれている。だからこそ、『緊急事態』という状況ではない」と、チームの総合力を強調した。
フリードマン編成本部長は、大谷の二刀流を今後も全力でサポートしていく計画を改めて示した。「投手と打者、どちらが重要かを比較すること自体がナンセンスだ。それこそが、大谷がいかに信じがたい異次元の選手であるかを証明している」と称賛。「理想は、彼が投打の両面で圧倒的なパフォーマンスを見せてくれることだ」と語り、「我々の目標は、大谷が可能な限り長く、高いレベルで二刀流を続けられるよう、全力で環境を整えサポートすることに尽きる」と熱い支援を約束した。


