「もう十分だ」インファンティーノFIFA会長に辞任論が拡大…レジェンドも背を向け来年3月の会長選が激震

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「もう十分だ」インファンティーノ会長に辞任論が拡大…FIFAレジェンドも背を向け、来年3月の会長選が激震
マンチェスター・ユナイテッド出身のミカエル・シルヴェストル。Getty Imagesコリア

国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長に対する辞任を求める声が、サッカー界全体で急速に高まっています。欧州サッカー連盟(UEFA)のアレクサンデル・チェフェリン会長が公然と辞任を促したのに続き、今度はFIFAのレジェンドや現役選手たちまでもが、現在のインファンティーノ体制に変化を求めて立ち上がりました。

英ガーディアン紙は25日、複数の現役・元サッカー選手がインファンティーノ会長の辞任とFIFA運営方式の刷新を求める共同声明を発表したと報じました。この声明には、元マンチェスター・ユナイテッドのDFミカエル・シルヴェストルをはじめ、イングランド代表出身のルーシー・ブロンズやデビッド・ジェームズ、フランスの1998年ワールドカップ優勝メンバーであるエマニュエル・プティなどが名を連ねています。特にシルヴェストルは、FIFAレジェンドプログラムのアンバサダーを務めながら、FIFAの選手パネルにも参加している人物であり、今回の動きは象徴的です。

彼らは声明の中で、現在のFIFA指導部の下でサッカーが本来持つ核心的な価値を失いつつあると強く主張しました。選手やファンが重要な意思決定プロセスから排除されていると指摘し、「変化が必要だ。権力が現指導部の判断を鈍らせてしまった。もはや沈黙していることはできない。(インファンティーノ体制は)もう十分だ」と声を揃えました。サッカー界の伝説的存在であり、FIFAの内情にも近い彼らが公然と反旗を翻したという点で、その波紋は計り知れません。

「もう十分だ」インファンティーノ会長に辞任論が拡大…FIFAレジェンドも背を向け、来年3月の会長選が激震
ジャンニ・インファンティーノFIFA会長。AP連合ニュース

今回の対立の直接的な火種となったのは、FIFAが進めていたワールドカップ関連の商業権事業でした。FIFAは、ワールドカップなど主要大会の商業的権利を管理する法人(FFE)に民間投資家を参加させる案を推進しましたが、各方面からの激しい反発を受けて計画の撤回に追い込まれました。この騒動は、UEFAやアジアサッカー連盟(AFC)、北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)などの強い反発を招き、FIFAのガバナンスに対する根本的な問題提起へと発展しています。

UEFAのチェフェリン会長は、インファンティーノ会長に対する圧力を一段と強めています。チェフェリン会長は24日、英国のポッドキャストのインタビューに応じ、FIFAのFFE計画を2021年に世間を騒がせた欧州スーパーリーグ騒動よりも深刻な問題だと断じました。彼は「この計画はスーパーリーグ計画よりもはるかに悪質だ」とし、「サッカーが文字通り売りに出されるようなものだったからだ」と痛烈に批判しました。

インファンティーノ会長の去就についても、チェフェリン会長は直言を避けていません。もしインファンティーノ会長が辞任せず、来年3月の選挙にそのまま出馬するならば、「必ずや彼に対抗する候補が出てくるだろう」と断言しました。ただし、自身が対抗馬として直接出馬する可能性については改めて否定しています。なお、FIFA会長候補の登録締め切りは11月18日に迫っています。

UEFAを中心とした組織的な反発は止まる気配がありません。デンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデン、フェロー諸島の北欧6カ国のサッカー協会も23日、共同声明を発表し、インファンティーノ会長に対する信頼を完全に失ったと表明しました。彼らはFIFAのガバナンスと高位層の意思決定プロセスに深刻な懸念を示し、インファンティーノ氏の辞任を求めるUEFA・AFC・CONCACAFの動きに足並みを揃えています。

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サミュエル・エトー カメルーンサッカー協会会長。ゲッティイメージズコリア

一方で、インファンティーノ会長を支持する層も依然として存在します。アフリカサッカー連盟(CAF)は引き続きインファンティーノ氏の再選を支持する立場です。カメルーンサッカー協会のサミュエル・エトー会長も、この日のCNNのインタビューで「インファンティーノ会長が間違っているとは思わない」と擁護の姿勢を見せました。

FIFA会長選挙は、来年3月にモロッコで開催される予定です。インファンティーノ会長は2016年の就任以来、2019年と2023年にはいずれも単独候補として再選を果たしてきました。当初、来年の選挙も事実上の無投票による再選が濃厚と見られていましたが、ここにきて状況は一変しています。FIFA加盟211カ国のうち過半数である106票の確保が必須となる今回の選挙戦において、どの陣営がより多くの支持を結集できるのか、その行方に世界の注目が集まっています。

Grey

K-pop & Sports Content Editor

worked in Asia National News Media since 2019
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