

昨シーズン(2025-2026)、イングランド・プレミアリーグ(PL)を制覇した王者アーセナルが、バイエルン・ミュンヘン所属の韓国代表DFキム・ミンジェの獲得に乗り出していたことが明らかになった。しかし、キム・ミンジェ側はこのオファーを即座に拒否したという。
ドイツの地元メディア『TZ』は25日(日本時間)、「アーセナルが最近、キム・ミンジェの獲得を打診したが、即座に断られた」と報じ、大きな注目を集めている。
同メディアのフィリップ・ケスラー記者によると、アーセナルはアストン・ヴィラからエズリ・コンサの獲得を正式に決定する前に、バイエルンに対してキム・ミンジェ獲得の可能性を打診した。しかし、キム・ミンジェ側は「バイエルンを離れる意思はない」という確固たる考えを即座に伝えた。獲得が叶わなかったアーセナルは、結果として代替案であったコンサの補強に動くこととなった。

今夏の移籍市場でキム・ミンジェの獲得を熱望したプレミアリーグのクラブは、アーセナルだけではない。伝統の強豪マンチェスター・ユナイテッド(マンU)もまた、この実力派センターバックの動向を熱心に追っていた。
バイエルンのニュースを専門に扱う『CFバイエルン・インサイダー』は、「マンUは夏の移籍市場で守備陣のさらなる強化を目論んでいる。より強固な守備ブロックを構築するため、バイエルンのセンターバックであるキム・ミンジェの獲得を依然として諦めていない」と報じた。
続けて「マンUは現在、中盤の強化を最優先課題に掲げているものの、マイケル・キャリック監督は守備ライン、特にセンターバックの追加補強を強く望んでいる」とし、「その解決策として、キム・ミンジェの獲得が非常に魅力的な選択肢として浮上しているようだ」と解説している。
また、ドイツの『ババリアン・フットボール・ワークス』も、「マンUがバイエルンのセンターバックであるキム・ミンジェと接触しているという噂は、事実である可能性が高い」とした上で、「マンUは実際に韓国人DFである彼の能力を極めて高く評価している」と言及した。

現時点でマンUからバイエルンに対し、公式なオファーが送られたわけではない。しかし、仮に今後正式な打診があったとしても、移籍が成立する可能性は極めて低いとみられている。
ドイツの有力紙『ビルト』の名物記者であるクリスティアン・ファルク氏は、マンUのキム・ミンジェ関心説について「ある程度の事実だ」と認めつつも、「現在、キム・ミンジェはバイエルンに残留したいという意志が非常に固い。クラブにおける現在の役割にも満足しているようだ」と強調している。
その上で「キム・ミンジェは現在、絶対的なスタメンというポジションにはないものの、直近のパフォーマンスは良く、チーム内で負傷者などが出ればいつでもレギュラーに返り咲くチャンスがあると考えている」と、本人の前向きな姿勢を説明した。
バイエルン側も、キム・ミンジェの残留を全面的に後押ししている。クラブは21日、公式チャンネルを通じて、プレシーズン中に韓国の済州島(チェジュド)を訪れた感想をキム・ミンジェ本人が語るインタビュー映像を公開した。その動画には「ミンジェが語る済州ツアーの裏話」というタイトルが付けられている。
映像の中でキム・ミンジェは、「チームと一緒に2回も母国である韓国に行って素晴らしい時間を過ごすことができました。済州島に行った時はスケジュールがタイトで、ゆっくりする時間がなくて少し残念でした。今回のツアーも本当に楽しく有意義でしたが、もっと長く滞在したかったですね」と笑顔で振り返った。
さらに「ツアー最終日には韓国風のフライドチキンを注文して、チームメイトのみんなと一緒に食べました。みんなすごく喜んでくれて嬉しかったです。本当に多くのファンの皆様から温かい応援をいただき、心から感謝しています。これからもバイエルン、そして僕キム・ミンジェを応援していただければ幸いです」と語り、サポーターへの深い感謝と新シーズンへの意欲をにじませた。


