マドリード・ダービーでの敗戦と判定論争

スペイン・ラ・リーガ第7節「マドリード・ダービー」において、レアル・マドリードがアトレティコ・マドリードとのアウェイ戦を1-2で落としました。試合を通じて主審の判定を巡る大きな論争が巻き起こり、レアル・マドリードが異例の抗議姿勢を見せています。
試合はレアルにとって苦しい展開となりました。後半7分にディーン・ハイセンが退場となり10人での戦いを強いられると、アレハンドロ・グリマルドにPKで先制を許し、さらにジョナサン・デイビッドに追加点を奪われました。試合終盤にアントニオ・リュディガーが追撃ゴールを決めましたが、及ばず今季2敗目を喫しました。この結果、レアルは勝ち点15で4位に後退し、アトレティコが勝ち点16で2位に浮上しています。
物議を醸したタックルと審判団への批判

レアル・マドリード側が問題視しているのは、前半終盤の二つの接触プレーです。一つはジュード・ベリンガムとクリスティアン・ロメロの競り合いです。当初はベリンガムに警告が出されましたが、オンフィールドレビューの結果、ロメロにカードが提示されました。しかし、レアル側は退場相当の危険なプレーであったと主張しています。
特に激しい反発を招いたのが、イ・ガンインによるフェデリコ・バルベルデへのタックルです。守備の場面でイ・ガンインが放ったタックルはバルベルデの左足首付近に激しく入りました。足の裏を見せた危険な接触でしたが、主審はこのプレーに対してカードを提示しませんでした。
クラブの公式声明とバルベルデの負傷状況
試合後、ジョゼ・モウリーニョ監督は記者会見の場に該当場面の写真を印刷して持参し、判定に対する不満を公にしました。さらに、クラブの公式SNSアカウントにはイ・ガンインのタックル場面が投稿され、「無能な審判がダービーを決めた」と審判団を厳しく批判する声明が発表されました。
また、クラブの公式メディカルレポートによると、バルベルデは左足首に深刻な負傷を負ったことが確認されました。レアル・マドリードは今後、同選手の追加検査を行う予定です。スペイン国内で熱狂的な人気を誇るマドリード・ダービーですが、試合終了後も判定を巡る論争の余波が続いています。


