
ギャルモデルやタレントとして活躍する「みりちゃむ」こと大木美里亜が、10代の頃に患った病気によって周囲から誤解を受け、同級生から深刻ないじめを経験した過去を告白し、反響を呼んでいます。

「怠けている」と誤解された中学生時代と「起立性調節障害」の苦しみ
日本テレビ系のバラエティ番組『上田と女がディープに吠える夜』に出演したみりちゃむは、学生時代に抱えていた苦悩やいじめの体験について率直に語りました。彼女は「中学生の頃にいじめを受けていた」と言及し、当時は自律神経のバランスが崩れる「起立性調節障害」を患っていたことを明かしました。
起立性調節障害とは、急に立ち上がった際にめまいや心拍数の増加、立ちくらみ、さらには朝起きられないなどの症状を引き起こす自律神経系の病気です。特に思春期の男女に多く見られ、本人の意志とは無関係に日常生活や登校に大きな支障をきたすことが特徴ですが、日本国内でも周囲の理解不足により「サボり」「怠け癖」と誤解されるケースが少なくありません。

芸能活動への非難と「女子全員からのいじめ」の記憶
外見からは病状が分かりにくいという特性上、周囲の生徒や教師からは「ただ怠けているだけではないか」という厳しい誤解や偏見の目を向けられることが多かったといいます。通常の登校が困難になる中、みりちゃむはウェブコンテンツなどを通じて芸能活動を開始。しかし、この活動が新たな摩擦を生む原因となってしまいました。
学校に登校していない一方で、芸能活動を続けている姿に対し、同級生たちから「なぜ学校には来ないのに、仕事はできるのか」といった批判や冷ややかな視線が向けられました。みりちゃむは「結果として、女子全員からいじめられているような状態になった」と当時を振り返り、深い精神的苦痛から不登校に陥ったことを告白しました。中学3年生になると、自ら気持ちを奮い立たせ、朝早くに登校を試みるなど努力を重ねたエピソードも明かされています。

苦難を乗り越えマルチに活躍する現在と広がる共感の輪
2002年生まれのみりちゃむは、2018年にファッション誌のモデルとしてデビュー。バラエティ番組で見せる歯に衣着せぬキャラクターや飾らないトークで一躍注目を集め、ドラマへの出演など俳優としても活動の幅を広げています。自身の病気やいじめといった暗い過去を克服し、堂々とマルチタレントとしての地位を築いた彼女の姿勢に対し、SNS上などでは「同じ病気を抱える人々にとって大きな励みになる」「偏見に負けずに努力を重ねた姿が素晴らしい」といった共感の声が多数寄せられています。


