FIFA会長選挙に再選の兆し?有力対抗馬が相次いで出馬を見送り

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次期FIFA会長選挙の現状と対抗馬の動向

FIFA会長選、有力対抗馬が相次ぎ出馬断念…無投票再選の可能性浮上「またインファンティーノか?」
ジャンニ・インファンティーノFIFA会長。ゲッティイメージズコリア

国際サッカー連盟(FIFA)の次期会長選挙に向け、現職のジャンニ・インファンティーノ会長に対する有力な対抗馬たちが相次いで出馬を見送る意向を固めており、現職にとって非常に有利な情勢となっていることが明らかになりました。

英紙ガーディアンは9日、これまでインファンティーノ会長の対抗馬として有力視されていた北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)のビクトル・モンタリアーニ会長が、次期FIFA会長選に出馬しない見通しであると報じました。カナダ出身のモンタリアーニ氏は、CONCACAFの職員に対し、現職の連盟会長としての職務を継続する意思を明確に伝えたとされています。この決定は、加盟国にとっても大きな方針転換と受け止められています。

欧州勢の戦略変更と次なる影響

モンタリアーニ氏の出馬辞退は、FIFA内部の権力構造に大きな影響を与えると考えられます。同氏はインファンティーノ会長の強硬な牽制役として、特に欧州サッカー連盟(UEFA)加盟国からの支持を集めていた人物です。UEFAは、欧州出身候補者が単独で現職に勝利することは困難であると判断し、北中米出身のモンタリアーニ氏を対抗馬として擁立する構想を描いていました。しかし、今回の本人の決定により、この計画は事実上不可能となりました。

さらに、もう一人の有力者であったUEFAのアレクサンデル・チェフェリン会長も、FIFA会長選には関与しない姿勢を示しています。チェフェリン氏は来年のUEFA会長選への再出馬を表明しており、これによりインファンティーノ体制への挑戦者は実質的に不在という状況が浮き彫りになりました。

FIFA会長選、有力対抗馬が相次ぎ出馬断念…無投票再選の可能性浮上「またインファンティーノか?」
ビクトル・モンタリアーニ北中米カリブ海サッカー連盟会長。AFP連合ニュース

インファンティーノ体制への賛否と今後の展望

主要人物が次々と不出馬を選択する中、インファンティーノ会長に対する批判的な声が完全に消えたわけではありません。特に、ワールドカップに関連する商業的権利を民間投資家へ譲渡する計画など、強引な組織運営手法に対しては、サッカー界内外から依然として強い懸念が示されています。

現在、スイス代表の元DFであるラモン・ベガ氏が唯一の対抗候補として名前を挙げていますが、出馬には厳しいハードルが待ち受けています。FIFAの規定では、直近5年間のうち少なくとも2年間、サッカー界での活発な実務経験が求められており、ベガ氏がこの資格要件を満たせるかについては不透明な状況です。

FIFA会長選、有力対抗馬が相次ぎ出馬断念…無投票再選の可能性浮上「またインファンティーノか?」
ラモン・ベガ。ゲッティイメージズコリア

次期FIFA会長選挙の候補者登録締め切りは来月18日に迫っています。有力対抗馬の出馬断念が相次ぐことで、インファンティーノ会長の無投票再選、あるいは対抗馬が不在のまま選挙戦に突入する可能性が極めて高まっており、今後のFIFAのガバナンスのあり方に注目が集まっています。

Grey

Grey

K-pop & Sports Content Editor

worked in Asia National News Media since 2019
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