
10代でUCL最多得点記録を更新
UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)のデビューシーズンは無得点に終わった少年が、わずか3年で大会の歴史に名を刻みました。FCバルセロナに所属する19歳の新星、ラミン・ヤマル選手が、キリアン・エムバペ選手(レアル・マドリード)を追い抜き、UCL史上における10代選手の最多得点記録を更新しました。
4日、バルセロナのホームであるスポティファイ・カンプ・ノウで行われたアストン・ヴィラとの2026-2027シーズンUCLリーグフェーズ第4節において、ヤマル選手は試合開始わずか7分で先制点を挙げ、チームの3-0の勝利に貢献しました。
エムバペの記録を塗り替えるまでの軌跡
今回の得点により、ヤマル選手はUCL通算37試合で14ゴールを記録しました。これは20歳を迎える前の選手としては、大会史上最多の数字となります。これまでこの記録を保持していたのは、ASモナコやパリ・サンジェルマン(PSG)で活躍したエムバペ選手の13ゴールでした。前回までの試合で両者は並んでいましたが、今回の試合でヤマル選手が単独首位に躍り出た形です。

試合を決定づけた戦術的嗅覚
ヤマル選手の得点シーンは、彼の高い戦術眼を象徴するものでした。右サイドの攻撃的ポジションで先発したヤマル選手は、アストン・ヴィラのGK鈴木彩艶選手からのパスをインターセプト。落ち着いた足さばきで左足のシュートを決め、ネットを揺らしました。若手ながら非常に高い集中力と判断力を備えていることが改めて証明されました。
2007年7月生まれのヤマル選手は、2023年9月のロイヤル・アントワープ戦で16歳にしてUCLデビューを果たしました。初シーズンこそ無得点でしたが、2024-2025シーズンに5ゴール、昨シーズンに6ゴールを積み上げ、今シーズンも4試合で3ゴールをマークするなど、驚異的なペースで成長を続けています。

止まらない若きレジェンドの挑戦
ヤマル選手はこれまでも、16歳83日での最年少先発出場記録、18歳以前の最多ゴール(5点)、19歳以前の最多ゴール(11点)と、数々の最年少記録を塗り替えてきました。20歳になるのは来年7月ですが、それまでの間にさらに記録を伸ばす可能性は極めて高いと考えられます。


