
2026年北中米ワールドカップの開幕まで1ヶ月を切る中、イランサッカー代表チームがまだ米国入国ビザの発給を受けていないことが伝えられた。米国とイランの軍事的緊張が続く状況で、ワールドカップ運営にも変数として浮上している。
AFP通信やイラン国営IRNA通信などによると、イランサッカー協会のメフディ・タージ会長は15日、「ビザの問題がまだ解決していない」とし、「FIFAと近いうちに決定的な会議を開く予定だ」と明らかにした。
タージ会長は「誰がビザを取得したのかについて何の通知も受けていない」とし、「現時点で発給されたビザは一枚もない」と説明した。
イラン代表チームの選手団は、米国のビザ手続きのためにトルコのアンカラへ移動し、指紋登録を行う予定だった。ただし、イランサッカー協会は選手団の移動負担を減らすため、キャンプ地であるアンタルヤで関連手続きを進める案を推進中であると伝えられた。
米国とイランは1980年のイラン革命と在イラン米国大使館人質事件以降、外交関係を断絶した状態だ。これに加え、今年2月に米国とイスラエルがイランを空爆したことで中東地域の緊張が急激に高まり、その後湾岸地域での戦争にまで拡大した。現在は不安定な休戦状態が維持されている。
イランは14日、テヘランでワールドカップの出陣式を行った。代表チームは大会期間中、米国アリゾナ州ツーソンをベースキャンプとして使用する予定だ。
イランは来る6月15日、米ロサンゼルスでニュージーランドとグループリーグG組の第1戦を行う。その後、ベルギー、エジプトと順次対戦する。


