「マラカナン・ショック」が産んだ黄色いユニフォーム
ネイマールを先頭に6つ目の星を刻めるか

ワールドカップの舞台で黄色いユニフォームをまとったブラジル選手たちが登場するだけで、相手チームは圧倒されてしまうものだ。
世界のサッカーファンは彼らを「サンバ軍団」と呼ぶが、サッカー界でブラジルを指す畏敬の念を込めた別称が別にある。まさに胸に刻まれた5つの黄金の星を意味する「5つ星将軍(Cinco Estrelas)」だ。
ブラジルはサッカーとワールドカップの歴史そのものである。
1930年の第1回大会から2026年の北中米大会まで、23回連続で「ワールドカップ全大会出場」という唯一無二の記録を保持している。さらに1958年のペレの登場と共に初優勝を果たして以来、1962年、1970年、1994年、そして2002年の日韓ワールドカップまで頂点に立ち、通算5回の優勝で歴代最多優勝国の地位を固く守っている。ワールドカップ優勝回数に応じてエンブレムの上に星を刻む伝統に従い、ブラジルの胸には最多となる5つの星が輝いている。
興味深い事実は、ブラジルサッカーの象徴である黄色いユニフォームが「悲劇の歴史」から誕生したということだ。
本来、ブラジルのホームユニフォームは白地に青い襟が入ったものだった。しかし、1950年に自国で開催されたワールドカップ決勝戦でウルグアイに1-2で逆転負けを喫し、全国民が大きな衝撃に包まれた。当時、競技場内で自殺者が続出するほど、いわゆる「マラカナンの悲劇」は深い傷跡を残した。ブラジルサッカー連盟は、呪われた白いユニフォームを永久に廃止することを決定した。
その後、1953年にある日刊紙の公募展を通じて、国旗の色である黄色、緑色、青色、白色がすべて調和した新しいユニフォームが採用された。ブラジル国土の黄金と天然資源を象徴する「カナリーニョ」ユニフォームの誕生だった。新しい服をまとったブラジルは、嘘のように世界のサッカーを支配し始め、白の涙は黄色の栄光へと変わった。
今、ブラジルは2026北中米ワールドカップで前代未聞の「6つ目の星」を狩るために出撃する。
ネイマールが劇的に最終エントリー入りし、すでに世界のファンの視線を釘付けにしているブラジルが、黄色いシャツの上にさらにもう一つの黄金の星を追加できるだろうか。


