
ついにゴールは生まれなかった。ソン・フンミン(34・LAFC)がワールドカップ直前の最後の試合で、メジャーリーグサッカー(MLS)での今季初ゴールを狙い、今季最多となる7本のシュートを放ったものの、実を結ぶことはなかった。チームは苦戦の末に連敗を止め、ワールドカップによる中断期間を迎えることとなった。
LAFCは25日、米カリフォルニア州LAのBMOスタジアムで行われた2026 MLSシアトル・サウンダーズとの第15節ホーム戦で1-0と勝利した。センターフォワードとして出場したソン・フンミンはフル出場を果たしたが、攻撃ポイントを挙げることはできなかった。これにより、ソン・フンミンは今季リーグ戦14試合に出場し、9アシストのみを記録した状態でワールドカップの舞台へと向かうことになった。ソン・フンミンは今シーズン、北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)チャンピオンズカップの8試合を含め、公式戦で2ゴールを挙げるにとどまっている。
この日の勝利でリーグ戦の連敗を3で止めたLAFCは、ウェスタン・カンファレンス5位(勝ち点24・7勝3分け5敗)に浮上し、シアトルは6位(勝ち点24・7勝3分け3敗)となった。

ソン・フンミンは普段よりもはるかに積極的かつ果敢にシュートを狙い、前半だけで5本のシュートを放った。前半38分にはライアン・ホリングスヘッドのシュートをゴール前でボレーで合わせたほか、5分後にはペナルティエリアを大きく外れた位置から直接ミドルシュートを放ったが、いずれも枠を外れた。
前半を通して積極的にシュートを試みたソン・フンミンは、後半22分にはエディ・セグラのクロスに合わせて高く跳び上がり、珍しいヘディングシュートも試みた。しかし、これもゴールを外れ、悔しさをにじませた。特に後半32分のチャンスは惜しまれる。ペナルティエリア正面でマルコ・デルガドからのカットバックを受け、そのままシュートを放った。ボールは相手DFに当たって屈折し、低い弾道でゴールへ向かったが、相手GKアンドリュー・トーマスの好セーブに阻まれた。

LAFCの決勝ゴールが生まれたのは後半41分だった。タイラー・ボイドがゴール前にクロスを上げると、走り込んだティモシー・ティルマンがスライディングシュートで合わせ、ゴール左隅に突き刺した。
キム・ギヒが先発出場したシアトルは、今季リーグ最少失点(11失点)を記録していたが、試合終盤に痛恨の決勝ゴールを許し敗れた。
ソン・フンミンはこの日、代表チーム合流直前の最後の所属チームでの試合で、ゴールへの執念を見せ積極的にシュートを放ったものの、結局今季初ゴールを挙げることはできなかった。統計サイトのソファスコアは、ソン・フンミンにチーム内最低となる6.6点の評価を与えた。
ソン・フンミンは試合終了後、直ちに米ユタ州ソルトレイクシティに設けられたサッカー代表チームの事前キャンプに合流する予定である。



