
「毎晩、ワールドカップでゴールを決めるシーンを想像しています。ボールが浮いたら、すぐに行きます」
オ・ヒョンギュ(ベシクタシュ)はワールドカップを控え、自身にとって最も重要なルーティンとして「想像」を挙げた。代表チームの練習場で注目を集めた裸足でのランニングや手首のテーピングよりも重要なのは、頭の中で繰り返す得点シーンだという。
洪明甫(ホン・ミョンボ)監督率いるサッカー韓国代表は27日、米ユタ州ヘリマンのザイオンズ・バンク・トレーニングセンターで2026北中米ワールドカップ事前キャンプのトレーニングを行った。練習前に取材陣と会ったオ・ヒョンギュは、最近話題となった自身のルーティンとワールドカップを控えた心構えについて淡々と語った。
オ・ヒョンギュは代表チームの初練習から注目を集めた。靴下と靴を脱いで裸足でランニングし、練習後には上半身裸でグラウンドを歩いた。短パンをまくり上げた際に見えた太い太ももも話題となった。試合ごとに行う手首のテーピングや、代表チームのバスで一番前の席に座る習慣まで再び関心を集めている。オ・ヒョンギュは「2~3年前からずっと続けてきたルーティンです」とし、「今になって注目されるのは、僕がうまくやっているということだと思います」と話した。続いて「すべてを説明することはできません。自分だけの秘密のようなものです」と笑った。
オ・ヒョンギュは「毎晩、ゴールを決めるシーンを想像します」とし、「実際の試合でそのような状況が来た時に、戸惑わないようにするためです」と語った。さらに「初めて経験する状況のように感じると体が硬くなってしまうことがあります。だから、ずっとイメージトレーニングをしています」と説明した。

彼はワールドカップという舞台そのものを過度に意識しないように努めた。オ・ヒョンギュは「ワールドカップだからと大きく考えすぎると、体が重くなりそうです」とし、「自分がやってきたやり方で準備し、これまで戦ってきた試合の一つだと考えて臨むつもりです」と述べた。
4年前の2022カタールワールドカップ当時は、背番号のない「27人目の太極戦士」だった。パウロ・ベント監督体制下で練習パートナーとして代表チームに同行し、間接的な経験をするにとどまった。しかし今回は違う。オ・ヒョンギュは洪明甫号の最前線を巡る競争において、最も良い流れを見せているストライカーと評価されている。今年、トルコの名門ベシクタシュに移籍した後、公式戦で8ゴール2アシストを記録した。代表チームの攻撃陣の中で最もコンスタントに得点を重ねている。得点シーンに対する自信も隠さなかった。ベシクタシュで決めたバイシクルキックがトルコリーグの年間ベストゴール候補に挙がる中、似たような状況が再び訪れたらどうするかという質問に、彼は短く答えた。
「ボールが浮いたら、すぐに行きます」
迷わないという意味だった。ワールドカップ初ゴールに向けたオ・ヒョンギュの準備は、すでに始まっていた。


