
もはや毎日が歴史である。「スーパースター」大谷翔平(32・LAドジャース)が、メジャーリーグ(MLB)通算300本塁打を達成した。MLB史上170人目、日本人メジャーリーガーとしては史上初の快挙だ。
大谷は8日、LAの本拠地で行われたコロラド戦の1回、先頭打者として打席に立ち、相手先発マイケル・ローレンゼンの3球目、真ん中に入ったシンカーを捉えてセンターバックスクリーンを大きく越える一発を放った。今季20号本塁打であり、MLB通算9シーズン目での300号到達となった。
この日の本塁打で、大谷はMLB「300本塁打クラブ」の170人目の会員となった。現役選手の中では18人目である。2024年シーズンに松井秀喜(通算175本塁打)を抜いて日本人メジャーリーガー最多本塁打記録を塗り替えた大谷は、それから2年でさらに124本の本塁打を積み上げた。
大谷はMLB通算1102試合目での300本塁打達成となった。MLBの歴史を通じても指折りの速いペースだ。大谷よりも早く300本塁打に到達した打者は、アーロン・ジャッジ、ラルフ・カイナー、ライアン・ハワード、フアン・ゴンザレスの4人だけである。
メジャー挑戦当初、大谷がこれほど早く300本塁打の壁に到達すると予想できた者は少なかった。2018年にLAエンゼルスでデビューした大谷は、最初の3シーズンで合計47本塁打しか放てていなかったからだ。
しかし、2021年シーズンの46本塁打を皮切りに、大谷の長打力は本格的に火を噴き始めた。ドジャースに移籍してからは2シーズン連続で50本塁打以上を記録した。2024年に54本、2025年に55本を放っている。今シーズンも84試合で20本塁打を記録しており、162試合換算で39本塁打のペースで走っている。フルタイムの二刀流を再開したことを考慮すれば、過去2年間の本塁打記録と比較してもその価値は決して色あせない。

大谷はエンゼルスでの6シーズン、701試合で171本塁打を放った。ドジャースのユニフォームを着てからは401試合で129本塁打を記録している。ドジャースの球団史上、最も速い本塁打ペースだ。400試合時点での記録では、チームメイトのムーキー・ベッツや、かつてドジャースでMVPを獲得したコーディ・ベリンジャーが101本塁打で大谷に次ぐが、その差は大きい。
ヤフースポーツは「私たちはMLB史上最も大きな影響を残した選手の一人のキャリアを、リアルタイムで目撃している」とし、「大谷には、まださらに多くの本塁打を打つ時間がある」と記した。
大谷はドジャースと2033年までの契約を結んでいる。ドジャースとの契約を全うするだけでも、今年を含めて8シーズンが残っている。大谷の本塁打がどこまで伸びるのかは、新たな関心事だ。MLBドットコムは「ドジャースは、大谷に対して300本塁打よりもはるかに高い目標を見据えている」と伝えた。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「私たちは常に500本塁打クラブについて話している」と語った。


