
2026北中米ワールドカップ(W杯)開催国であるサッカー米国代表チームが、W杯開幕を控えた最後の親善試合でドイツに敗れ、欧州の強豪を相手にした苦戦の流れを断ち切ることができなかった。
マウリシオ・ポチェッティーノ監督率いる米国は7日、米シカゴのソルジャー・フィールドで行われたドイツとの親善試合で1-2で敗れた。前半2分でカイ・ハフェルツに先制ゴールを許した米国は、前半37分にアントニー・ロビンソンが素晴らしいボレーシュートを決め同点に追いついた。しかし、後半12分にレロイ・サネに決勝ゴールを許し、試合を落とした。
米国は試合序盤から積極的な前線プレスで対抗し、ポゼッション率(53-47)やシュート数(16-12)で互角の展開を維持したが、決定力の差が浮き彫りとなった。特に、攻撃の核であるクリスチャン・プリシッチとフォラリン・バログンがドイツの密集守備に封じられ、ゴールを奪えなかったことが悔やまれる。

これにより米国は、1日に行われたセネガルとの親善試合での3-2の勝利の勢いをつなげることができず、W杯最終親善試合を黒星で終えた。特に、ここ最近続いている欧州の強豪チームを相手に勝利できない流れが改めて確認される結果となった。米国は今年3月のAマッチ期間中、ベルギー(2-5)、ポルトガル(0-2)に連敗し、欧州上位戦力との格差を露呈したことがある。昨年6月にもスイス(0-4)、トルコ(1-2)に敗れるなど、ここ1年間で欧州チームと4回対戦し、すべて敗れている。
現地では、米国が試合内容そのものは一定水準の競争力を維持しているという評価とともに、「決定力と守備の集中力において欧州の強豪との差がある」という分析が出ている。ESPNは「W杯本大会での欧州チームとのグループリーグやトーナメントでの対戦を考慮すると、フィニッシュ能力の向上が核心課題である」と指摘した。
米国はW杯本大会のグループDで、パラグアイ(13日)、オーストラリア(20日)、トルコ(26日)とグループリーグを戦う。



