
ワールドカップが開催される都市が熱くなっている。
「ヤフースポーツ」は23日、ワールドカップを繰り返し開催してきた主要都市の気温が、ここ数十年の間に大幅に上昇したと報じた。
気候情報機関であるクライメート・セントラルによると、今回のワールドカップが開催される16のスタジアムのうち14カ所で、6〜7月の極端な猛暑日数が近年大幅に増加した。
代表的な例として、メキシコのメキシコシティと米国のマイアミは、1980年代の6〜7月の猛暑日数が平均2日に過ぎなかったが、2020年代には5倍に増えた12日を記録した。メキシコシティは1970年と1986年のメキシコワールドカップ当時に試合が行われた都市であり、マイアミも今大会に先立ち1994年の米国ワールドカップの試合を開催したことがある。
比較的涼しい気候である米国のボストンとカナダのバンクーバーも、過去10年間で6〜7月の猛暑日数が少なくとも4日ずつ増加した。
沿岸都市は海面上昇も懸念しなければならない状況だ。四方を海に囲まれたマイアミの場合、降雨や高潮を伴うハリケーンや嵐の危険に常にさらされている。今回のワールドカップ決勝戦が行われる米国ニュージャージー州のメットライフ・スタジアムは、2070年には海面上昇によって浸水する可能性があるという分析が出ている。
去る18日、米ヒューストンで行われたポルトガル対コンゴ民主共和国のKグループ・グループリーグ戦を控えては、シーズン初の熱帯低気圧「アーサー」が発生した。当局は洪水や浸水に備え、バリケードやダンプトラックを準備しなければならなかった。
今のような気候変動が続けば、今後ワールドカップを冬に開催するケースはますます増えるものと見られる。カタールは極端な猛暑を避けるため、2022年のワールドカップを11〜12月に開催した。サウジアラビアは2034年のワールドカップを誘致したが、これも冬季ワールドカップとして行われる可能性がある。6〜7月のサウジアラビアの首都リヤドの日中最高気温は43度まで上昇する。


