
米プロ野球サンディエゴのウォーカー・ビューラーが、古巣であるロサンゼルス・ドジャースとの対戦を終えた心境を語った。
ビューラーは去る27日、米カリフォルニア州サンディエゴのペトコ・パークで行われたロサンゼルス・ドジャースとのホーム戦に先発登板し、5.1回3安打1本塁打3四球5奪三振1失点の内容で、チームの7-1の勝利に貢献した。
この日の対戦は、ビューラーにとって特別な意味があった。ビューラーは2015年の新人ドラフトで1巡目全体24位でドジャースから指名を受けてデビューし、2017年にメジャーリーグの舞台を踏んだ。そして2024シーズンまでずっと一つのチームでプレーしてきた。
特に2024年のワールドシリーズでは、役割を問わずドジャースの優勝に貢献した。第3戦では先発登板して5回無失点を記録し、第5戦では9回裏に抑えとして登板し、チーム優勝を決定づける最後のアウトカウントを奪った。ドジャースで2020年、2024年と二度のワールドシリーズ優勝を経験した。
しかし、初のフリーエージェント(FA)資格を得た後、良い待遇を受けることはできなかった。2022年にトミー・ジョン手術を受けた余波で健康面への疑問符があり、ドジャースが積極的に動かなかったためだ。結局、ビューラーはボストンと1年2105万ドルで単年契約を結び、ドジャースを離れた。
2025シーズンにボストンでプレーするも8月に放出されるという苦しみを味わったビューラーは、フィラデルフィアへ移籍した。その後、今シーズンを前にサンディエゴと契約し、新たな拠点とした。幸いサンディエゴでは先発ローテーションを守りながら活躍を続けている。直近8試合で防御率2点台(2.76)を記録し、本来の軌道に乗っている。カッターの比率を減らしシンカーを増やすことで、投球に安定感を取り戻していると評価されている。
そんな中、ドジャースとの再会はビューラーの闘志を燃やすには十分だった。彼は「私は全員に勝ちたい」としつつも、「特に同じ地区のライバルには絶対に勝ちたい。自分が所属していたチームを相手に、これまで成功を収めてきたチーム(ドジャース)ならなおさらだ」と覚悟を語った。
先発ローテーション通りであれば、ビューラーの次回の登板は古巣ドジャースの本拠地であるドジャースタジアムとなる。サンディエゴは3日からロサンゼルス・ドジャースと4連戦を行い、ビューラーは初日に登板する予定だ。
ビューラーは「最後にドジャースで投げたボールは、2024年ワールドシリーズの最後のアウトカウントだった。それ以上に素晴らしい去り方は思いつかない」と振り返った。
早くもこの日の登板に関心が集まっている。ドジャースのワールドシリーズ優勝の立役者だったビューラーが、今度は敵としてドジャースタジアムのマウンドに上がるからだ。ドジャースのファンが彼をどのように迎えるのかも、この試合の見どころとなりそうだ。


