
アルゼンチンがワールドカップ2連覇への挑戦を続ける。
「ディフェンディングチャンピオン」のアルゼンチン代表は4日(韓国時間)、米フロリダ州のハードロック・スタジアムで行われた2026 FIFAワールドカップ北中米大会ラウンド32でカーボベルデと対戦し、延長戦の末に3-2で勝利した。
予想外の名勝負だった。2022年カタールW杯の優勝国と、今大会の最弱候補と呼ばれたチームの対戦ということもあり、アルゼンチンの勝利が予想されていた試合だった。アルゼンチンはグループリーグ3戦全勝を記録し、J組1位でトーナメントに進出した。
「サッカーの神」リオネル・メッシが3試合で6得点という驚異的な得点感覚を誇っていただけに、誰もアルゼンチンを敵に回したくはなかった。一方のカーボベルデは、グループリーグを3戦3分けで無敗だったものの、同様にまだ勝利もなかった。
サッカー統計サイト「オプタ」は試合前、アルゼンチンの勝利確率をなんと84.1%と予想していた。カーボベルデはわずか4.8%に過ぎなかった。

試合が始まった。序盤はやや膠着した流れとなった。カーボベルデは脅威的なシーンを作れず、アルゼンチンに主導権を譲った。
試合の流れを完全に掴んだアルゼンチンが先制ゴールを決めた。前半29分、リサンドロ・マルティネスの正確なロングパスがペナルティボックス内へ。メッシが守備の裏を絶妙に突き、ボールを収めた。
メッシはすぐさま冷静にチップキックでシュート。ボールはGKヴォジーニャの頭上を越え、ゴール隅に吸い込まれた。
その後もエンソ・フェルナンデスの追加点のチャンスがあるなど、アルゼンチンは何度も攻撃を仕掛けたが、追加点は生まれなかった。メッシの得点により、アルゼンチンが1-0とリードして前半を終えた。

後半に入ると、カーボベルデの戦いぶりが一変した。
後半14分、ステヴェン・モレイラが右サイドのヒアン・メンデスへパス。メンデスは迷わずペナルティボックス内へカットバックを送った。
このパスを受けたデロイ・ドゥアルテが、角度のないところから冷静に左足でシュート。マルティネスの股下を抜けたシュートがエミリアーノ・マルティネスGKをも破り、ゴールネットを揺らした。これで1-1の同点となった。
均衡が破れた後、アルゼンチンはさらに攻撃を強めた。カーボベルデはGKヴォジーニャを中心に厚い守備ブロックを築いた。両チームとも90分のレギュレーションタイムで決着がつかず、延長戦に突入した。


延長前半3分、アルゼンチンが再びリードを奪った。
コーナーキックの場面で、メッシがボックス内へ高く上げた。アレクシス・マック・アリスターがニアサイドで頭でコースを変えた。こぼれ球を拾ったマルティネスが冷静に強烈な左足シュートをゴール右上に突き刺した。
しかし、またしても試合は振り出しに戻る。延長前半14分、カーボベルデの左サイドバック、ロペス・カブラルがサイドでボールを持つと、果敢に右足で巻いたシュートを放った。ボールは美しい軌道を描き、そのままゴールへ吸い込まれた。これで2-2の同点となった。
アルゼンチンが再び突き放す。延長後半7分、メッシがボックス内へ鋭いクロスを供給。クリスティアン・ロメロがヘディングで合わせ、チームの3点目を挙げた。
カーボベルデは同点ゴールを目指して攻め立てた。何度か脅威的な攻撃を見せたものの、エミリアーノGKを破ることはできなかった。結局、アルゼンチンが3-2で勝利し、試合終了となった。
旋風を巻き起こし、多くの注目を集めたカーボベルデの北中米W杯の旅はここで幕を閉じた。アルゼンチンはラウンド16に進出し、準々決勝進出をかけてエジプトと対戦する。


