
マンチェスター・ユナイテッドが、主将ブルーノ・フェルナンデスの移籍の可能性について早々に一線を画しました。ガラタサライをはじめとする欧州のクラブが獲得を狙っていますが、マンチェスター・ユナイテッドは今夏、フェルナンデスに関するいかなる提案にも交渉に応じないという強固な姿勢を見せています。
英BBCは18日、「ガラタサライ(トルコ)とユヴェントス、ACミラン(以上イタリア)がフェルナンデスの獲得に関心を示している。しかし、マンチェスター・ユナイテッドは来月の移籍市場閉幕までフェルナンデスをチームに残留させる方針を固めたようだ」と報じました。
特にガラタサライの動きは積極的です。フェルナンデス獲得のため、最大5000万ユーロ(約820億ウォン)を提示する案を検討しているといいます。
しかし、マンチェスター・ユナイテッドは金額の多寡に関係なく、交渉自体が不可能だという立場を貫いています。クラブの高位関係者らは、ガラタサライが獲得を画策すること自体が「時間の無駄」になるだろうと語り、フェルナンデスを事実上の「放出不可」選手として強く釘を刺しました。
マンチェスター・ユナイテッドのこの態度は、昨年の夏と比較すると極めて大きな変化と言えます。
当時はサウジアラビアのアル・ヒラルが巨額の資金を武器にフェルナンデスに接近しましたが、マンチェスター・ユナイテッドは積極的に残留を説得する姿勢を見せるよりも、選手本人に決定権を委ねました。「残るかどうかはフェルナンデスが決めるべき問題」というのが当時のクラブの立場でした。
フェルナンデスは最終的にマンチェスター・ユナイテッド残留を選択しましたが、その後、クラブの対応に対して寂しさを感じたと打ち明けたこともあります。自分をどうしても引き留めたいという熱い意志が、当時のクラブからはあまり感じられなかったからだという理由でした。

しかし、1年が経過した現在の状況は一変しました。今回はフェルナンデスが自身の去就を決断するよりも先に、マンチェスター・ユナイテッド側が移籍の可能性を完全に遮断したのです。
フェルナンデスの契約期間があまり残っていないという点を考慮すれば、今回の決定はなおさら注目に値します。クラブとフェルナンデスの契約は1年後に満了しますが、クラブ側には契約期間をさらに1年延長できるオプションが残されています。
まだ双方が新しい長期契約に合意したわけではありません。ただ、フェルナンデス本人も現時点では移籍よりもマンチェスター・ユナイテッドでのプレー続行に重きを置いていると伝えられています。
マンチェスター・ユナイテッドが契約状況に関係なく、フェルナンデスを必ず引き留めるという強気の決定を下した背景には、昨シーズンの圧倒的な活躍が決定的な影響を及ぼしたとみられます。
フェルナンデスは2025-2026シーズンのEPLで21のアシストを記録しました。これはEPL発足以降、一人の選手が単一シーズンに記録した最多アシスト数です。マンチェスター・ユナイテッド攻撃陣の中心で絶頂のパフォーマンスを誇示し、自身の絶対的な価値を改めて証明してみせました。
シーズン最高の選手に贈られる個人賞も視界に入っています。フェルナンデスは来週発表予定の2025-2026シーズン、イングランドプロサッカー選手協会(PFA)年間最優秀選手賞の有力候補として評価されています。
契約満了が近づくにつれ、フェルナンデスに向けた他クラブの熱視線はさらに高まる可能性があります。しかし、少なくとも今夏に関しては、マンチェスター・ユナイテッドに交渉の余地は一切ありません。



