

「サッカーの神」リオネル・メッシが、驚異的な記録を打ち立てた。
メッシが主将を務めるアルゼンチン代表は、16日(韓国時間)に米アトランタ・スタジアムで行われた2026 FIFA北中米ワールドカップ準決勝のイングランド戦で、2-1の逆転勝利を収めた。
アルゼンチンは劇的な勝利により、2022年カタール大会に続き、今回の北中米大会でも決勝進出を果たした。メッシの活躍がなければ、アルゼンチンはイングランドを越えられなかったかもしれない。
イングランドは後半10分、アンソニー・ゴードンの得点でリードを奪った。失点後、アルゼンチンはメッシを中心に同点ゴールを狙った。イングランドが守備ラインを下げたことで、アルゼンチンが一方的に相手を押し込む展開となった。次第にシュートチャンスを何度も作り出し、ゴールポストを叩いたり、ジョーダン・ピックフォードが好セーブを見せる場面が増えていった。

ついにアルゼンチンが試合を振り出しに戻した。後半40分、アルゼンチンのコーナーキックの場面で、メッシが送ったボールをボックス前にいたエンソ・フェルナンデスが強烈な右足のミドルシュートで突き刺した。
後半アディショナルタイムに突入した。1-1のまま延長戦にもつれ込むかと思われた瞬間、メッシの右足が輝いた。後半アディショナルタイム2分、メッシがボックス内から右足でクロスを上げると、これをラウタロ・マルティネスがヘディングで合わせ、劇的な決勝ゴールを決めた。
イングランドは遅まきながら全員攻撃を仕掛けたが、アルゼンチンのゴールをこじ開けることはできなかった。試合はアルゼンチンの2-1の勝利で幕を閉じた。

この試合の最高の選手は、名実ともにメッシである。
サッカー統計サイトのフットモブ(FotMob)は試合後、メッシに9.0という評価点を与えた。両チームを通じて最高点だった。また別の統計サイトであるソファスコア(SofaScore)も、メッシに8.0をつけた。フットモブより1点低いものの、最高評価であることに変わりはない。それほどメッシの活躍は圧倒的だった。
新たな記録も誕生した。メッシは今回のイングランド戦でのアシストにより、FIFAワールドカップで7試合連続攻撃ポイント(7試合・8得点・4アシスト)を記録した「史上初の選手」となった。メッシは、アルゼンチンがグループリーグ初戦から決勝進出まで戦ったすべての試合で攻撃ポイントを記録したことになる。感嘆せざるを得ない記録だ。
優勝まであと1試合となった。アルゼンチンは来る20日、スペインと北中米ワールドカップの王者を決める運命の決勝戦を戦う。メッシの活躍の前に敗れたイングランドは、決勝戦の前日である19日にフランスと3位決定戦を行う。


