

深刻な没落の道を歩んでいる「アズーリ」ことイタリア代表チームが、アンドレア・ピルロ氏の監督就任を取り消し、ロベルト・マンチーニ氏を再び新監督として迎え入れることになりました。
イタリアサッカー連盟(FIGC)は28日(韓国時間)、公式チャンネルを通じてマンチーニ氏を代表監督に選任したと発表しました。
AFP通信などの外信によると、マンチーニ監督は3大会連続でFIFAワールドカップ本大会出場を逃すという窮地に立たされたイタリア代表を、いかに再建するのかという重い任務を託されたことになります。
「ワールドカップ4回優勝」という栄光の歴史を誇るイタリア代表ですが、現在の歩みは悲惨という他ありません。韓国代表チームも最近ファンを失望させ多くの批判を浴びていますが、比較するならばイタリアのファンが今抱えている虚無感の方がはるかに大きいと言えるでしょう。

アズーリ軍団は2022年、そして2026年と2大会連続でワールドカップ予選プレーオフにおいて、北マケドニア(FIFAランキング67位)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(FIFAランキング71位)という格下に敗れ、本大会への道を閉ざされました。イタリアは、韓国が北中米ワールドカップのグループリーグで0-1と敗れた南アフリカ共和国(54位)よりもランキングが低い国々に屈したことになります。
ワールドカップ本大会への出場権を争う過程で強豪国をことごとく回避できたにもかかわらず、2度ともFIFAランキング60〜70位台のチームに足元をすくわれるのが、今のイタリアサッカーの紛れもない現実です。2006年ドイツワールドカップ優勝を最後に、一度もトーナメントの舞台に進出したことがありません。2010年、2014年は共にグループリーグ敗退、そしてそれ以降は現在まで本大会の舞台から遠ざかっています。
復活を強く切望するイタリア側は、当初マンチーニ氏ではなくピルロ氏を招聘する計画を立てていました。
欧州サッカー移籍市場の権威であるファブリツィオ・ロマーノ氏は25日、自身のSNSを通じて、ピルロ氏がイタリア代表の新監督就任に合意したと報じていました。
しかし、ピルロ氏とロシアの賭博業者「フォンベット(Fonbet)」との商業契約が議論を呼び、最終的に監督候補から除外されることになりました。この余波は大きく、代表チームの再建を総括していたパオロ・マルディーニ技術ディレクターと、ブラジル代表出身のレオナルド顧問までもがFIGCに辞意を表明する事態へと発展しました。

結局、正式な指揮官としてマンチーニ氏が就任しました。彼にとって2018年から2023年までアズーリを率いた経歴があるだけに、今回が2度目のイタリア代表監督就任となります。
その実績は実に華々しいものです。2018年から約5年間、母国を率いて欧州選手権(ユーロ2020)で頂点に立ち、37試合無敗という驚異的な記録を達成するなど、国際舞台でも自身の能力を十分に証明してきました。
ただし、イタリア代表を途中で辞任した後に向かったサウジアラビア代表では期待された結果を残せず、約1年2ヶ月で指揮官の座を退くという苦い経験もしています。
2020年代のイタリアに最も素晴らしい栄光をもたらしたマンチーニ監督。果たして再び没落したアズーリ軍団をワールドカップの舞台へと導くことができるのか、世界中のファンがその動向に注目しています。

