「忘れられた1億ユーロの男」ムドリクがトッテナムへ!デ・ゼルビ監督との運命の再会で復活なるか

Google検索で優先ソースとして追加

Google検索でこの記事が届きやすくなります。

「忘れられた1億ユーロの男」ムドリク、トッテナムへレンタル移籍…デ・ゼルビ監督と再会
ミハイロ・ムドリク。AP通信

かつて欧州屈指の有望株と謳われたウクライナ代表のウィンガー、ミハイロ・ムドリク(25)が、チェルシーを離れトッテナムでキャリアの再起を図ることになった。

トッテナムは移籍市場の締め切り直前、チェルシーからムドリクをレンタル移籍で獲得。契約には7500万ポンド(約1380億ウォン)での完全移籍オプションも付帯されている。

ムドリクは2023年1月、シャフタール・ドネツクからチェルシーへ電撃移籍。当時の移籍金は基本7000万ユーロに加え、オプション3000万ユーロという最大1億ユーロ規模の破格の金額だった。アーセナルも獲得を熱望するなど、当時、欧州中のクラブが熱視線を送る最高の有望株であったことは言うまでもない。

しかし、チェルシーでは期待されたような飛躍を見せられなかった。追い打ちをかけるように、禁止薬物メルドニウムの陽性反応が発覚し、選手生命が危ぶまれる事態に陥った。ムドリクが最後に公式戦のピッチに立ったのは、2024年11月28日のことである。

イングランドサッカー協会(FA)は当初、ムドリクに4年間の資格停止処分を下したが、状況はその後一変した。ムドリクがスポーツ仲裁裁判所(CAS)へ控訴し、今年7月末にFA側と合意に至ったことで、再びフィールドに復帰できる道が開かれた。

ムドリクはアンチ・ドーピング規定違反の事実を認めつつも、すでに消化した資格停止期間をもって処分とする形で決着。FA側も、WADA(世界アンチ・ドーピング機関)のメルドニウム関連規定が後に変更された点を踏まえ、現在の基準であれば当時の検体からも陽性は出なかっただろうという見解を示している。

トッテナムが苦境に立つムドリクに手を差し伸べた背景には、ロベルト・デ・ゼルビ監督の存在が欠かせない。

デ・ゼルビ監督は2021〜2022シーズン、シャフタールでムドリクを指導し、その秘められた才能を最大限に開花させた恩師だ。トッテナムは左サイドの補強としてコーディ・ガクポやイリマン・エンディアイェの獲得に動いていたものの、交渉が難航。最終的にデ・ゼルビ監督の熱烈な推薦を受け、ムドリクの獲得へと舵を切った。

デ・ゼルビ監督は、右サイドのサヴィオ、中央のオマル・マーモウシュと共に新たな攻撃陣の構築を目論んでいる。なお、両選手とも今夏、マンチェスター・シティからトッテナムへと加わった新戦力である。

ムドリクはトッテナム入団後、「再びデ・ゼルビ監督と共に戦えることに、これ以上の喜びはない」と心境を明かした。「彼は僕のサッカーにおける父親のような存在。絶対的な信頼を寄せていますし、彼が僕に何を求めているのかも理解している。彼と一緒なら、常に自分が成長していると実感できるんです」

デ・ゼルビ監督もまた、ムドリクの復帰に際してこう語っている。「彼は私にとって息子のような存在だ。再びサッカーをする権利がある。彼は良い人間であり、トップクラスの才能を持つ選手だ。この2年間で経験した苦しみを、今シーズンはピッチの上ですべて晴らしてほしい」

トッテナムとチェルシーというライバル関係にある両クラブ間の直接取引も異例のことだ。トッテナムがチェルシーから選手を獲得するのは、2009年のGKカルロ・クディチーニ以来となる。

ちなみにトッテナムは移籍市場最終日、チェルシーからDFトシン・アダラビオヨも700万ポンドで獲得している。

ムドリクにとって今回の移籍は、事実上、選手キャリアにおける「第二の出発点」だ。1億ユーロという天文学的な身代金でプレミアリーグの門を叩きながら、期待とは裏腹の重圧と薬物問題で約2年間も表舞台から消えていた日々。

自身の才能が最も輝いたあの時期を知るデ・ゼルビ監督との再会。果たしてムドリクは、失墜したキャリアとプライドをトッテナムの地で完全に取り戻すことができるのか。今回のレンタル移籍は、今シーズンのプレミアリーグで最も熱い注目を集めるトピックの一つとなりそうだ。

Grey

K-pop & Sports Content Editor

worked in Asia National News Media since 2019
7,234 articles publishedExpertise: kpop, 韓国芸能, world sports
タイトルとURLをコピーしました