
ロサンゼルスFC(LAFC)が無得点で敗れたものの、ソン・フンミンの評価は決して悪くなかった。
ソン・フンミンの所属先であり、ドス・サントス監督率いるLAFCは16日(日本時間)、米カリフォルニア州ロサンゼルスのBMOスタジアムで行われた2026メジャーリーグサッカー(MLS)第20節のホームゲームで、サンディエゴFCに0-1で敗れた。
ソン・フンミンはこの日、最前線のストライカーとして先発出場した。直近のリーグ戦3試合連続でゴールを決めているだけに、今節でも圧倒的な得点力を発揮できるか大きな期待が寄せられていた。
しかし、ゴールやアシストを記録することはできなかった。ソン・フンミンは試合序盤からサイドネットを揺らすシュートを放つなど、非常にシャープな動きを見せた。前半36分には、ゴール前が空いた絶好の状況でデニス・ブアンガからのパスが通り決定機を迎えたかに思われたが、相手ディフェンスが一歩早くスライディングタックルで防いだ。

ソン・フンミンにチャンスがなかったわけではない。後半9分、相手エリア内でエディ・セグラがボールを奪取した直後、パスを受けたソン・フンミンが絶好の好機を迎えたが、放った左足のシュートは惜しくもミートせず、ゴール右へと外れてしまった。
その後もソン・フンミンは最後までLAFCの攻撃を力強く牽引し続けたが、結局ゴールをこじ開けることはできなかった。チームは後半43分、アンドレス・ドライヤーにPKによる決勝ゴールを許し崩れ去った。LAFCは手痛い敗戦を喫し、同時にソン・フンミンのリーグ戦連続ゴール記録もここでストップすることとなった。
無得点で敗れたLAFC。通常、こうした結果に終わると、得点源である前線の攻撃陣は厳しい評価を受けるケースがほとんどだ。実際にLAFCの攻撃陣にも手厳しい声が上がったが、その中でソン・フンミンだけは予想以上にポジティブな評価を獲得した。

サッカー統計サイト「FotMob」は、ソン・フンミンに評価点7.0を付与。これはチーム内で4番目に高いスコアだ。また、別のデータサイト「SofaScore」はさらに高い7.2点という高評価をつけた。この試合唯一のゴールを決めた相手のドライヤー(6.6点)をも上回る点数だった。さらに「WhoScored」でもソン・フンミンに6.6点が与えられ、こちらもLAFCの攻撃陣の中では最高評価となった。
この日のソン・フンミンは、両チーム合わせて最多となるチャンス創出(4回)と最多シュート(4本)をマーク。さらに、ドリブル成功率67%(2/3)、クロス精度50%(2/4)、地上戦デュエル勝利数63%(5/8)を記録するなど、チームが敗北を喫した中で一人、強烈な存在感と孤軍奮闘の跡を残した。
LAFCは来る20日、アウェイでコロラド戦に臨む。果たしてこの一戦で、ソン・フンミンの豪快なゴールが再び炸裂するのか、早くも世界中のファンの注目が集まっている。


