
ファン・ヒチャン(30・シャルケ04)が、ドイツの舞台復帰後初となる先発出場を果たし、90分間のフルタイムを消化しました。直接的な得点関与はなかったものの、豊富な運動量と積極的なプレーで攻撃陣に活気をもたらし、現地メディアからも一定の評価を受けています。
ファン・ヒチャンは25日、ドイツ・ケルンのラインエネルギーシュタディオンで開催された2026~2027ドイツ・ブンデスリーガ第7節、対ケルン戦に先発メンバーとしてピッチに立ちました。シャルケは試合を通じて得点を奪えず、0-0のスコアレスドローで勝ち点1を獲得する結果となりました。
待望の先発デビューとチームの現状
今年9月、イングランドのウルヴァーハンプトン・ワンダラーズからシャルケへレンタル移籍して以来、ファン・ヒチャンは途中出場が続いていました。リーグ戦直近4試合をベンチスタートで迎える中、今回のケルン戦ではベテランFWエディン・ジェコに代わってトップでの起用というチャンスが巡ってきました。

前半9分にはロビン・ゴセンスのクロスをヘディングで合わせるなど、序盤から果敢にゴールへ迫る姿勢を見せました。また、15分には相手のパスをカットしてジュニオール・アダムへスルーパスを通し、決定機を演出する場面もありました。その後もサイドと最前線を流動的に動き、攻撃のリンクマンとしての役割を全うしました。
スタッツと評価で振り返るパフォーマンス
サッカー統計サイト「FotMob」のデータによると、この日のファン・ヒチャンはシュート1本、チャンス創出1回、ボールタッチ38回を記録。パス成功率は81%(21/26)を維持し、ドリブル成功率100%、地上デュエルでは7回中4回の勝利を収めました。最終的な評価点は6.7点となっています。
現地メディアの論評
ドイツの地元メディア「Ruhr24」は5点満点中3.5点と評価し、「先発デビュー戦でピッチを駆け回り、シャルケの攻撃にパスの選択肢と存在感を与えた」と称賛しました。「Schalke Total」も同様に3.5点とし、優れた運動量とパスのつなぎ役としての貢献を認めつつも、直接的な脅威となるシュートシーンが少なかった点を今後の課題として指摘しています。ドイツサッカー界では、このように選手の運動量や貢献度を「走り」と「戦術理解」で評価する文化があり、今回のファン・ヒチャンのスタイルは現地の戦術志向と合致していると言えます。


