マンチェスター・シティを破りリーグ3位へ浮上

イングランド・プレミアリーグ(EPL)において、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンの序盤の躍進が止まらない。1日にエティハド・スタジアムで行われた2026-2027シーズン第9節、ブライトンは首位マンチェスター・シティ(マンC)とのアウェイ戦を1-0で制した。この勝利により、ブライトンは通算成績を6勝1分け2敗の勝ち点19とし、リーグ3位に浮上。首位のマンCおよび2位のアーセナル(共に勝ち点21)を勝ち点2差で猛追する位置につけた。
雪辱を果たした歴史的勝利
今回の勝利は、わずか4日前に行われたリーグカップ4回戦での敗戦(PK戦の末に敗退)の痛みを見事に払拭する形となった。雪辱を期して臨んだリーグ戦での再戦を制したことは、チームにとって大きな自信となる。さらに、クラブ史上初となるマンCのアウェイ戦での勝利という記念すべき結果を残し、チームの士気は最高潮に達している。
試合は前半11分に動いた。ディエゴ・ゴメスが右サイドから供給したクロスをマンCのマテウス・ヌネスがクリアし損ね、マキシム・デ・カイパーを経由したボールがヤシン・アヤリの足元へ。アヤリが冷静にゴールへ流し込み、これが決勝点となった。マンCはその後、高いポゼッション率を武器に計21本のシュートを放ったものの、GKバルト・フェルブリュッヘンの好セーブを含むブライトンの堅固な守備網を崩しきれなかった。

ヒュルツェラー監督の戦術とクラブ運営の調和
ブライトンの上昇気流は一過性のものではない。直近6試合で5勝を挙げるという圧倒的なペースで上位圏へ躍進しており、リーグ9試合で24得点7失点という攻守ともにリーグ屈指の数値を叩き出している。特に、アーセナルやマンCといった強豪相手に無失点で勝利した事実は、現在のチームがいかなる相手にも通用する実力を備えていることを証明している。
この躍進を牽引するのは、1993年生まれの若き指揮官、ファビアン・ヒュルツェラー監督の手腕だ。同監督は、従来のブライトンのサッカーに組織的なプレスと緻密な攻撃戦術を融合させている。また、特定のスター選手に依存することなく、積極的な補強と育成を並行するクラブの運営方針が、戦術と見事に調和している点も見逃せない。シーズン序盤とはいえ、ブライトンは単なる伏兵を超え、優勝争いを演じる有力候補へと進化を遂げている。


