
サッカー韓国代表のDFキム・ミンジェが先発に復帰したバイエルン・ミュンヘンは、UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)のリーグフェーズ第2節、ノルウェー遠征でバイキングFKと対戦し、3-3で引き分けた。圧倒的なポゼッション率を誇りながらも守備の崩壊が目立ち、勝ち点1の獲得にとどまる波乱の展開となった。
試合の経過と守備の綻び
13日、ノルウェー・スタヴァンゲルのSRバンク・アリーナで行われた一戦で、キム・ミンジェはジョナタン・ターと共にセンターバックとして先発出場した。直前のドイツ・ブンデスリーガのアウクスブルク戦を欠場していたキム・ミンジェだが、この日はフル出場を果たした。しかし、チームは試合序盤のセットプレーで脆さを見せた。
前半2分、コーナーキックからジャンニ・ステンスネスにヘディングシュートを許し、早々に先制を許した。この場面では、キム・ミンジェとターが相手の動きをマークしきれず、完全にフリーでの得点を許す形となった。その後も守備の裏を突かれるカウンターから追加失点を喫し、0-2で前半を折り返す苦しい立ち上がりとなった。

後半の反撃と退場による誤算
後半に入り、バイエルンはハリー・ケインが2得点、ルイス・ディアスが逆転ゴールを決めるなど一時試合をひっくり返した。しかし、後半29分にマイケル・オリーズが警告累積で退場処分を受けたことで状況が一変する。数的不利に陥ったバイエルンは終了間際に同点弾を許し、勝利目前で勝ち点2を失う結果となった。
現地メディアの評価と指揮官の懸念

ドイツ現地メディア『アーベントツァイトゥング』は、キム・ミンジェに対して「採点4」という厳しい評価を下した(※ドイツの採点は1が最高、6が最低)。守備の連係ミスや競り合いへの関与の低さが指摘される結果となった。なお、ドイツのサッカー界では「1が最高、6が最低」という採点基準が一般的であり、パフォーマンスが低調であった選手に対し厳しい数字が並ぶ文化がある。
ヴァンサン・コンパニ監督は試合後、「支配していた試合で、集中力の欠如から自ら招いた結果だ」と選手たちのミスを強く批判した。ハリー・ケインも同様に、「アウェイでのミスが多すぎた」と反省の弁を述べている。強豪バイエルンにとって、格下相手のこの引き分けは、守備戦術の再構築という大きな課題を突きつける一戦となった。


