
レアル・マドリードへの移籍が濃厚に
マンチェスター・ユナイテッド(マンU)の育成組織に所属する有望株、JJ・ガブリエルが、クラブとの残留交渉を打ち切り、レアル・マドリードへの移籍を決断した見通しとなった。欧州サッカー界の移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏は6日(韓国時間)、自身のSNSを通じてガブリエル側が関心を示していたすべてのクラブに対し、レアル・マドリードへの加入方針を伝えたことを明らかにした。
ロマーノ氏は「16歳の逸材であるガブリエルに対し、欧州のビッグクラブ5チームが獲得競争を繰り広げていたが、本人の意志はレアル・マドリードで固まった」と報じた。現在はフリーエージェント(FA)形式での移籍手続きが進められている。

すでにスペインでトレーニングを開始
ガブリエルはすでに拠点をスペインに移している。レアル・マドリードの動向に詳しいベン・フェルナンデス・サントス記者は、4日、ガブリエルが既にマドリードの施設でトレーニングを開始していると伝えた。移籍完了に向けて詳細な条件のすり合わせが行われており、今後数日が正式発表に向けた決定的な期間となる見込みだ。また、英国の公共放送BBCやスカイスポーツも、レアル・マドリードが2027年1月の獲得を見据えて口頭合意に達したと報じている。
マンUの次世代エース候補としての実績

2010年生まれのFWであるガブリエルは、マンUのアカデミーで卓越した技術を示してきた次世代の筆頭候補だ。昨シーズンはプレミアリーグU-18の年間最優秀選手に選出されたほか、クラブのアカデミー最優秀選手賞も受賞した。14歳の時点でU-18の舞台で結果を残すその才能は、かねてより欧州各国のスカウトから高く評価されてきた。
マンUも彼の成長に期待を寄せ、今年8月のアトレティコ・マドリードとの親善試合ではトップチームへの帯同を経験させた。さらに9月のUEFAユースリーグではハットトリックを達成するなど、圧倒的な存在感を放っていた。
関係悪化と移籍決断の背景

当初は9月16日のカラバオカップでクラブ史上最年少デビューを果たす計画もあったが、移籍の意向が明確になったことで全てのプランが白紙となった。BBCの報道によると、ガブリエル側はマンUに対し選手登録の抹消を要請し、以降はクラブのトレーニングを離脱した。
背景には、トップチームでの出場機会を巡るクラブとの認識のズレがある。選手側はチャンピオンズリーグや国内カップ戦での早期の機会を求めていたが、マンU側の育成方針と折り合いがつかなかったとされる。将来的に1億ポンド(約1800億ウォン)以上の価値に成長すると評される逸材を失うことは、マンUにとって大きな痛手となりそうだ。今後、世界的名門であるレアル・マドリードでどのような成長を遂げるのか、欧州サッカー界の注目が集まっている。


