人口1万3000人の奇跡!エルフェアスベルク、創設119年目で初のブンデスリーガ昇格 史上最小の街が快挙

人口1万3000人の奇跡!エルフェアスベルク、創設119年目で初のブンデスリーガ昇格 史上最小の街が快挙
18日、ドイツのエルフェアスベルクで行われたプロイセン・ミュンスターとの2025~2026ドイツ・ブンデスリーガ2最終戦終了後、チーム史上初のブンデスリーガ昇格を祝うエルフェアスベルクのファンたち。EPA連合ニュース

人口1万3000人の小さな町が、ドイツサッカーの歴史を塗り替えた。119年の歴史を持つSVエルフェアスベルクが、創設以来初めてドイツプロサッカーの最上位リーグ、ブンデスリーガの舞台に立つ。

エルフェアスベルクは18日、ドイツ・ザールラント州シュピーゼン=エルフェアスベルクのウルスファーム・アレーナ・アン・デア・カイザーリンデで行われた2025~2026ドイツ・ブンデスリーガ2最終第34節のホーム戦で、プロイセン・ミュンスターを3-0で完破した。バンバゼ・コンテの先制ゴールとダヴィド・モクバのマルチゴールを追い風に、エルフェアスベルクは勝ち点62(18勝8分け8敗)を記録した。同勝ち点のパーダーボルンと並んだが、得失点差で上回り2位を確定させ、自動昇格のチケットを手にした。すでに優勝を決めていたシャルケ04と共に来季のブンデスリーガ昇格を果たしたエルフェアスベルクは、1963年に発足したブンデスリーガ史上59番目の参加クラブとなった。シャルケは2023年の降格以来、3年ぶりのブンデスリーガ復帰となる。



本拠地シュピーゼン=エルフェアスベルクの人口は、わずか1万3000人ほどに過ぎない。ドイツ・ブンデスリーガ史上、最も小さな本拠地を持つ都市だ。ホームスタジアムも1万人規模で、実質的に地域住民のほとんどを収容できるほどである。ドイツではよく「ドルフフェライン(Dorfverein)」、つまり「村のクラブ」と呼ばれている。人口1万3000人程度といえば、韓国で言えば「邑(ウプ)」や「面(ミョン)」程度の非常に小さな規模だ。

エルフェアスベルクの昇格は、地域のサッカー史においても大きな意味を持つ。ザールラントを本拠地とするクラブがブンデスリーガでプレーするのは、1993年のザールブリュッケンの降格以来、33年ぶりのことである。

人口1万3000人の奇跡!エルフェアスベルク、創設119年目で初のブンデスリーガ昇格 史上最小の街が快挙
18日、ドイツ・シュピーゼン=エルフェアスベルクのウルスファーム・アレーナ・アン・デア・カイザーリンデで行われたプロイセン・ミュンスターとの2025~2026ドイツ・ブンデスリーガ2最終戦後、チーム史上初のブンデスリーガ昇格を自ら祝うエルフェアスベルクのファン。ロイター連合ニュース

エルフェアスベルクは2020~2021シーズンまでドイツ4部リーグに留まっていた。その後、直近の5シーズンでなんと3度の昇格を果たし、一気にブンデスリーガまで駆け上がった。昨シーズンは昇降格プレーオフでハイデンハイムに敗れ涙をのんだが、今シーズンはついに自動昇格で悲願を達成した。

エルフェアスベルクの旋風はドイツ国内でも話題となった。昨年の昇降格プレーオフ当時、ドイツ国鉄(ドイチェ・バーン)は「エルフェアスベルクのファンを輸送するにはこれで十分だ」といった皮肉を込め、車両1両だけの列車の画像を投稿して揶揄したこともあった。小さなファン層を茶化したものだった。エルフェアスベルクのファンたちは試合終了直後、大挙してピッチに飛び込み、歴史的な昇格を祝った。FWルカ・シュネルバッハーは「今、何が起きているのかまだ実感がわかない」とし、「いつかハリー・ケインがこのスタジアムに入ってくる姿を見ることになるとは想像もしていなかった」と語った。クラブはブンデスリーガの基準を満たすため、2026年までに収容人数を1万5000席規模に拡大する計画だ。


ドイツメディアはエルフェアスベルクについて、「現代ドイツのサッカーシステムが生み出した最も劇的な成功モデル」と評価している。大都市の資本や巨大なファン層がなくても、長期的な計画と効率的な運営だけでトップの舞台に到達できることを示した象徴的な事例だという意味である。

Grey

K-pop & Sports Content Editor

worked in Asia National News Media since 2019
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