
ソン・フンミンの鮮烈な活躍が光ったロサンゼルス・ギャラクシーとの「LAダービー」。この勝利を経て、ロサンゼルスFC(LAFC)の公式パワーランキングが上昇した。
米メジャーリーグサッカー(MLS)は22日(韓国時間)、公式チャンネルを通じて2026 FIFA北中米ワールドカップ終了後に再開されたリーグのパワーランキングを公開した。今回の順位は、リーグ関係者約15名の投票によって決定されたものだ。
MLSが特に注目したのは、ソン・フンミンとLAFCの劇的な変化だった。ドス・サントス監督率いるLAFCは、18日に米カリフォルニア州のディグニティ・ヘルス・スポーツ・パークで行われたMLSウェスタン・カンファレンス・マッチデー16でLAギャラクシーと激突し、3-0で圧勝を収めた。
ソン・フンミンは「LAダービー」の最前線で先発出場。LAFCは前半25分、マルコ・デルガドの先制ゴールでリードを奪う。続く前半43分、LAFCがペナルティキックを獲得すると、キッカーを任されたソン・フンミンは自ら打つのではなく、ドゥニ・ブアンガに譲るという人柄の良さを見せた。ブアンガはこのチャンスを確実に仕留め、チームの追加点に繋げた。

後半序盤、ついにソン・フンミンが歓喜の瞬間を迎える。後半12分、デルガドのパスを受けたソン・フンミンは、相手ペナルティボックス中央から右足で鋭いシュートを放つ。ボールはゴール左下隅に吸い込まれ、見事なダメ押し弾となった。ソン・フンミンの今シーズン・リーグ初ゴールが重要なダービー戦で飛び出し、LAFCの3-0完勝を決定づけた。
MLSは今回のパワーランキング選定において、「LAFCは北中米ワールドカップを前に揺れる姿を見せていたが、ワールドカップ期間中の中断期間が大きなプラスに働いたようだ」と評価。さらに「LAFCは週末のLAギャラクシー戦で3-0の完勝を収め、試合を完全に支配した。ソン・フンミンが今シーズンのリーグ戦で初めてゴールネットを揺らしたことも特筆すべき点だ」と称賛した。
今回のLAダービーは、ソン・フンミンにとって2026北中米ワールドカップ終了後の復帰初戦だった。ワールドカップでは得点に恵まれなかっただけに、復帰戦でのゴールを待ちわびるファンが多かった中、その期待に見事に応えてみせた形だ。
今シーズンのMLSで攻撃ポイントを重ねながらも得点には至っていなかったソン・フンミンだが、そんな周囲の懸念を払拭する圧巻のシュートで、改めてその実力を証明した。


ソン・フンミンのリーグ初ゴールを誰よりも喜んだのはチームメイトたちだった。
LAFCの主将アーロン・ロングは試合後、ソン・フンミンを熱く抱きしめ、「ソニー、ソニー!」と叫んで勝利を分かち合った。さらに、トッテナム時代の盟友ウーゴ・ロリスも彼を抱きしめ、喜びを共有する姿が印象的だった。
ファンからも歓喜の声が上がっている。SNS上では「ソン・フンミンがこのゴールで心の重荷を下ろせたらいいな」「やはりゴールを決める瞬間が一番かっこいい」「待望の得点、本当に嬉しい!」といった温かい反応が相次いだ。
試合後のインタビューでソン・フンミンは「勝ち点3の方が重要だ」と語り、個人の得点よりもチームの勝利を最優先するプロとしての姿勢を貫いた。
LAFCは今回の勝利でウェスタン・カンファレンス3位(勝ち点27)に浮上。首位バンクーバー・ホワイトキャップス(勝ち点32)との差は5ポイント。ワールドカップの中断期間を経て最高のスタートを切ったソン・フンミンとLAFCが、どこまで首位に肉薄できるのか、今後の戦いに期待が高まる。


