
2026 FIFA北中米ワールドカップに出場したオーストラリア代表MFクリスティアン・ヴォルパト(22・サッスオーロ)が、スピード違反の取り締まり過程でコカインの陽性反応を示し、警察の捜査を受けていることが明らかになりました。
英BBCは24日(現地時間)、オーストラリア・ニューサウスウェールズ(NSW)州警察の発表を引用し、ヴォルパトが同日夜に2度にわたるスピード違反で摘発され、2度目の取り締まりの際に行われた路上薬物検査でコカインの陽性反応が出たと報じました。
警察によると、ヴォルパトは23日午後11時5分頃、シドニーのアンザック・ブリッジにて制限速度時速60kmの区間を時速86〜94kmで走行し摘発されました。この時の飲酒検知では陰性反応でした。
しかし、その約2時間後、同じ制限速度60kmの区間を時速109kmで再び暴走して摘発。現場で行われた口腔試料による簡易薬物検査において、コカインの陽性反応が検出されたとのことです。
ニューサウスウェールズ州警察はヴォルパトに反則金を科し、国際運転免許の効力を6ヶ月間停止処分としました。これにより、ヴォルパトはニューサウスウェールズ州内での車両運転が禁止されます。
警察はより正確な事実確認のため、追加の口腔試料を採取しており、精密分析の結果を含めて引き続き捜査を進める方針です。
オーストラリアサッカー連盟は「選手本人と連絡を取っており、捜査プロセス全体を注視しながら、必要なサポートを提供している」とコメントしました。
また、オーストラリアプロサッカー選手協会(PFA)も「関連報道を把握しており、ヴォルパトが必要な支援を受けられるように手配する」と伝えています。
なお、BBCはヴォルパトの所属チームであるイタリア・セリエAのサッスオーロに対してもコメントを求めましたが、現時点で回答は得られていないと報じています。
ヴォルパトはかつてイタリアの年代別代表チームでプレーしていましたが、今年5月に国籍を変更してオーストラリア代表に合流しました。北中米ワールドカップでは、オーストラリアが戦った全4試合のうち3試合に出場。チームはベスト32でエジプトにPK戦の末に敗れています。
ヴォルパトは2023年からサッスオーロに在籍しており、昨シーズンはセリエAで24試合に出場し、チームのリーグ11位獲得に貢献していました。


