
LAドジャースがトレード市場の目玉として獲得した特級左腕、タリク・スクバルが待望のデビュー戦を飾った。結果は6回2失点という見事な好投。しかし、チームを泥沼の5連敗から救い出すことは叶わなかった。
スクバルは5日(日本時間)、米イリノイ州シカゴのリグレー・フィールドで行われたシカゴ・カブス戦に先発登板。6回を投げて被安打4、四球2、奪三振6、失点2という内容でマウンドを降りた。1-0とリードしていた3回、ダンスビー・スワンソンに左越えのソロ本塁打を浴びて同点に追いつかれると、6回にはニコ・ホーナーに適時打を許し、1-2と逆転を喫してしまった。
スクバルの降板後、ドジャースのブルペン陣が踏ん張りきれず、試合の流れを呼び戻すことはできなかった。リリーフ陣がさらに2点を失って1-4とリードを広げられ、最終的に1-5で敗戦。この日のドジャース打線はチーム全体でわずか4安打という深刻な貧打に沈み、援護は1得点にとどまった。
ワールドシリーズ(WS)連覇を狙うドジャースは、ナショナル・リーグ西地区で2位のアリゾナ・ダイヤモンドバックスに8.5ゲーム差をつけて首位を走っているものの、1日のボストン・レッドソックス戦から続く5連敗にチーム内は動揺を隠せない状況だ。
ドジャースは今季、相次ぐ先発投手の離脱という苦境を乗り越えるべく、デトロイト・タイガースとの大型トレードを敢行。外野手の有望株ザイアー・ホープ、右腕投手のリーバー・ライアン、ブレイディ・スミスの3選手を放出し、スクバルを獲得した。スクバルは2024年、2025年と連続でアメリカン・リーグ(AL)のサイ・ヤング賞を受賞した、現役メジャー最高峰の左腕投手であるだけに、その期待値は極めて高い。
なお、ドジャースの1番指名打者として出場した大谷翔平は4打数1安打。一方、カブスのスワンソンは本塁打を含む4打数3安打1打点2得点と大暴れし、チームの勝利に大きく貢献した。


