「サッカーの神様」にも唯一の弱点?メッシ、まさかのPK3連続失敗で12年ぶりの不名誉記録…父逝去後の初先発でチームも大敗

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サッカーの神様にも唯一の弱点?メッシ、まさかのPK3連続失敗
リオネル・メッシが16日、米テネシー州ナッシュビルのジオディス・パークで行われたナッシュビルSCとの米メジャーリーグサッカー(MLS)の試合で、ペナルティキックを失敗した後に悔しがっている。AFP連合ニュース

“サッカーの神様”ことリオネル・メッシ(39、インテル・マイアミ)が、ペナルティキック(PK)を3回連続で失敗するという、極めて異例の不振に喘いでいる。これに引きずられるように、所属するインテル・マイアミも公式戦3連敗を喫する苦しい状況となった。

インテル・マイアミは16日、米テネシー州ナッシュビルのジオディス・パークで行われた2026メジャーリーグサッカー(MLS)のナッシュビルSC戦に臨んだ。イースタン・カンファレンスの1位と2位による大一番となったが、アウェイのインテル・マイアミは後半だけで3失点を喫して1-4と大敗。首位攻防戦で手痛い敗戦を喫した。

最愛の父親が逝去した後、初の先発出場となったメッシは、0-1とリードを許していた前半23分に同点の決定機を迎えた。PKのキッカーを務めたメッシは得意の左足でゴール右下を狙ったが、ナッシュビルのGKブライアン_シュワケのファインセーブに阻まれてしまう。こぼれ球をセルヒオ・レギロンが押し込んでゴールネットを揺らしたものの、PKが蹴られる前にレギロンがペナルティエリア内に侵入していたことがビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によって確認され、得点は取り消しとなった。

これでメッシにとっては、悪夢の「PK3連続失敗」となった。メッシは2026年北中米ワールドカップ(W杯)にアルゼンチン代表として出場した際にも、グループステージのオーストリア戦、ラウンド16のエジプト戦で立て続けにPKを外していた。米スポーツ局「ESPN」のデータ分析によると、メッシがPKを3本連続で失敗したのは2014年以来、実に12年ぶりのこと。MLSでのPK失敗も、昨年9月以来の出来事となった。

この「神様」の異例のPK不振には、現地メディアも一斉に注目している。ESPNは試合結果以上に「メッシの3連続PK失敗」を大々的に報じ、12年ぶりの不名誉な記録であることを強調。AFP通信は今回のPKを「力強さを欠いたシュート」と評し、「メッシがこれまで築き上げてきた高い基準からすれば、PKの成功率は決して芳しくない」と指摘した。アルゼンチンの有力紙『ラ・ナシオン』も、GKシュワケがメッシの「覇気のないシュート」を完全に阻止したとし、この日のメッシにとってフラストレーションの溜まる厳しい一日となったことを伝えている。

痛恨の失敗の後、メッシはアシストという形で意地を見せた。前半アディショナルタイム、メッシのパスを受けたテラスコ・セゴビアが相手ディフェンダーを巧みにかわし、右足で同点ゴールを叩き込んだ。しかし、1-1で折り返した後半、インテル・マイアミは急激に崩壊する。ナッシュビルのハニ・ムフタールに後半4分と18分にゴールを許し、同11分にはサム・サリッジに華麗なヒールシュートを決められた。特に4失点目の場面では、インテル・マイアミのGKロッコ・リオス・ノボがペナルティエリアを大きく飛び出したもののクリアしきれず、ムフタールに無人のゴールへ流し込まれるという痛烈なミスも重なった。

インテル・マイアミは、リーグスカップでモンテレイ、クルブ・レオンに連敗したのに続き、今回のナッシュビル戦も落として公式戦3連敗。MLSで維持していた無敗街道もここでストップしてしまった。この試合に勝利すればナッシュビルを抜いてイースタン・カンファレンスの首位に浮上できたはずだったが、勝ち点差は「5」(ナッシュビル:43、インテル・マイアミ:38)に広がり、首位の背中が遠のく形となった。

メッシは今月8日、最愛の父親であるホルヘ・メッシ氏が逝去したことを受け、モンテレイ戦を欠場。続くレオン戦では後半からの途中出場でピッチに戻り、このナッシュビル戦で父親の逝去後初となる先発復帰を果たしたばかりだった。喪失感を抱えながらピッチに立つ偉大なレジェンドの復活が待たれる。

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