

レアル・マドリードを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、アトレティコ・マドリードとの「マドリード・ダービー」で発生した審判の判定をめぐる議論について改めて言及しました。判定に対する不満を隠さない一方で、チームとして改善すべき点に注力する姿勢を強調しています。
マドリード・ダービーを巡る判定の是非
レアル・マドリードは、来る2026-2027シーズン・スペイン・ラ・リーガ第8節、ビジャレアルとのホームゲームを控えています。試合前日に行われた記者会見で、モウリーニョ監督は先月行われたアトレティコ・マドリード戦の判定について、再度厳しい意見を述べました。
「マドリード・ダービー」とは、スペインの首都マドリードを本拠地とするレアル・マドリードとアトレティコ・マドリードの対決を指し、世界中が注目する伝統の一戦です。先月20日に行われたラ・リーガ第7節では、韓国代表イ・ガンインが所属するアトレティコが2-1で勝利しました。

この試合の際、イ・ガンインがフェデリコ・バルベルデの左足首を踏みつけたシーンが激しい議論を呼びました。レアル・マドリード側は、このプレーが退場処分に相当したと主張しています。バルベルデは同試合後に左足首の「第3度捻挫」という深刻な負傷が判明しており、クラブにとっても大きな痛手となりました。
「本来は11対9で戦うべきだった」
モウリーニョ監督は会見の場で、当時の衝突シーンを画像で提示し、イ・ガンインのタックルのみならずクリスティアン・ロメロのプレーについても退場処分が妥当であったとの考えを示しました。彼は「2日か3日連続で、詳細を可能な限り分析した。結論として、あの試合は11対9で行われるべきだった」と主張しました。

欧州サッカー界において「11対9」という発言は、本来退場処分を受けるべき選手がフィールドに残っていたという審判の判定に対する極めて強い批判を意味します。一方で、モウリーニョ監督は判定の問題だけで敗戦を片付けることはしないと明言しました。
指揮官が語るチームの改善と今後
モウリーニョ監督は「判定が我々のコントロール外である以上、自分たちにできる部分で改善点を見つけなければならない」と述べ、組織としての立て直しを強調しました。Aマッチ期間を活用し、戦術的な調整や代表選手たちの復帰への準備を進めてきたといいます。
「すべてを詳細に準備しており、選手たちも順次合流している。プロセスは非常に複雑だが、組織的な側面では非常によく準備できている」と語り、次戦に向けた自信を覗かせました。スペイン強豪チームの指揮官として、外部の事象に惑わされず、チームの戦術的完成度を高めることに注力する意向を示した形です。


