
米プロ野球メジャーリーグ(MLB)進出2年目を迎えたロサンゼルス・ドジャースの金慧成(27)が、今シーズンを振り返り、自身のキャリアの中で最も悔しい1年であったと評価しました。メジャーでの出場機会に恵まれず、レギュラー争いから脱落した苦しいシーズンとなりました。
悔しさを滲ませたシーズン総括
ナショナルリーグチャンピオンシップシリーズ(NLCS)でミルウォーキー・ブルワーズに4連敗を喫し、シーズンを終えた直後、金慧成は「野球をしてきて最も悔しい1年であり、自分らしくない1年だった」と胸中を明かしました。特に、メジャーリーグに滞在できた期間がわずか1ヶ月程度に留まったことが、大きな心残りとなっています。
今季の成績と浮き沈み
金慧成の今季のメジャー成績は43試合の出場で打率0.259、1本塁打、11打点、OPS 0.651でした。デビューシーズンと比較して出場機会と打撃指標がいずれも低下する結果となりました。オープン戦での好調さとは裏腹に、開幕ロースターからは外れる形でのスタートとなりました。
4月5日にムーキー・ベッツの負傷離脱に伴いメジャー昇格を果たすと、序盤は守備や選球眼で首脳陣から評価を受ける場面もありました。しかし、5月29日には打撃不振を理由にトリプルAへ降格。デーブ・ロバーツ監督からは、下半身の連動不足によるスイング軌道の乱れを指摘されるなど、技術的な課題が浮き彫りとなりました。
来シーズンに向けた打撃フォームの再調整
マイナーリーグで大半を過ごした金慧成は、来季のレギュラー獲得に向けて打撃フォームの変更に着手しました。かつての「トータップ」から「レッグキック」へと方式を戻し、確実性の向上を図っています。「一番底にいる時にこそ、自分の課題が最もよく見える」と語る金慧成は、オフシーズンも継続的なトレーニングを誓っています。
今後の展望と内野陣の改編
ドジャースとの3年契約の最終年となる2025年に向け、チーム内の状況も追い風となる可能性があります。ベテランのミゲル・ロハスの引退やキケ・ヘルナンデスのFA資格取得など、ドジャースの内野陣は再編の時期を迎えています。韓国プロ野球界のスターとして注目を集めた金慧成にとって、今オフの調整がメジャー定着への最後の鍵となりそうです。


