

「開催国」カナダと欧州のボスニア・ヘルツェゴビナの一戦は、勝敗がつかなかった。
カナダとボスニア・ヘルツェゴビナは13日(韓国時間)、カナダ・トロントのBMOフィールドで行われた2026 FIFA北中米ワールドカップ・グループステージD組の初戦で対戦し、1-1で引き分けた。両チームはこの結果により、勝ち点1ずつを獲得した。
試合序盤、両チームは互いに積極的に攻撃を仕掛けた。そして前半7分を過ぎると、ボスニアはやや小康状態に入った。カナダがより活発な動きを維持した。

しかし、先制点を挙げたのはボスニアだった。前半21分、ボスニアが右サイドでコーナーキックを獲得。ボックス内に高く放り込まれた。
セアド・コラシナツの頭をかすめて後ろに流れたボールを、ヨボ・ルキッチがヘディングで合わせて得点した。フィジカルに優れたボスニアの強みが光った瞬間だった。
カナダは前半20分まで良い流れを維持していただけに、得点できずに逆に失点を許したことは痛恨だった。
ボスニアが先制したものの、カナダが依然として試合を主導した。ボール支配率は66%まで上昇した。前半40分までにコーナーキックをなんと6回も試みた。しかし、ボスニアの選手たちの優れた身体能力による守備の壁を崩すことはできなかった。その後、追加得点のないまま前半は1-0でボスニアがリードして終了した。

カナダは後半開始と同時に再びボスニアを攻め立てた。後半9分、カナダが決定的な得点機を迎えたが、ボスニアの主将コラシナツの素晴らしい守備に阻まれた。
ボスニアは守備ラインを下げて守備に集中し、ボールを奪うと素早いカウンターでカナダのゴールを狙った。
両チームとも中盤を越えて攻撃を展開することに大きな問題はなかった。しかし、ペナルティボックス付近での決定的な一手が不足しており、スコアボードはなかなか動かなかった。

後半20分まで同様の流れが続いた。違いは、カナダの攻撃が徐々に鋭さを増していったことだ。カナダのファンも熱い声援を送った。前半から守備に集中していたボスニアの守備網が少しずつ揺らぎ始めた。
ついにカナダが試合を振り出しに戻した。後半34分、ボスニアのペナルティエリア手前でカナダの選手たちが素晴らしいパス連携を見せ、ボックス内までボールを運んだ。後半から途中出場したカイル・ラリンが右足で仕留めた。
前半からリードしていたボスニアも、ここで得点が必要となった。積極的に攻撃を展開した。逆に高い支配率で試合を主導していたカナダが、守備を固めてロングパスによるカウンターを狙う戦術に切り替えた。
試合終盤まで体力を使い果たした両チームの選手たちは、これ以上の得点を生み出すことはできなかった。カナダとボスニアの今回の対戦は、1-1の引き分けで幕を閉じた。


