
「無敵艦隊」スペインがベルギーを撃破した。
サッカー・スペイン代表は11日(日本時間)、米カリフォルニア州イングルウッドのSoFiスタジアムで行われた2026 FIFA北中米ワールドカップ準々決勝でベルギーと対戦し、2-1で勝利した。スペインは準決勝に進出し、キリアン・エムバペを擁するフランスと対戦する。ベルギーの北中米での旅はここで幕を閉じた。
試合序盤、スペインが活発に攻撃を展開した。高いポゼッション率を維持し、ベルギーを押し込んだ。前半だけで期待得点(xG)が1.08に達するほど、得点機会も多かった。
特にスペインの未来であり核心選手であるラミン・ヤマルの活躍が光った。ヤマルはベルギーの守備を揺さぶり、攻撃を牽引した。スペインの先制点もヤマルの足元から始まった。

前半30分、ペドロ・ポロがヤマルと右サイドでワンツーパスを交わし、ベルギーの守備を完全に崩した。ポロはそのまま低く速いクロスをゴール前に送った。
これをダニ・オルモがダイレクトシュートで合わせたが、GKの好セーブに阻まれた。こぼれ球をファビアン・ルイスが冷静に押し込み、得点した。スペインが1-0とリードした。
スペインがリードを奪った後、主導権は完全にスペインに移った。ベルギーは守備に集中せざるを得なかった。しかし、カウンターの一撃で試合を振り出しに戻した。
前半41分、ベルギーのレアンドロ・トロサールがシュートを打つふりをして守備を欺き、ティモシー・カスターニュにパスを出した。カスターニュがボックス内にクロスを上げ、シャルル・デ・ケテラーレがヘディングで決めた。スペインはこの失点で、北中米ワールドカップでの無失点記録が途絶えた。

前半を1-1で終えた両チームの緊迫した攻防は、後半も続いた。スペインが75%を超えるポゼッション率を武器に、絶えずベルギーのゴールを狙った。ベルギーは守備ブロックを敷いて何とか防いだ。後半中盤までこの展開が繰り返された。
試合終盤、ベルギーは予期せぬ問題に直面した。後半22分、GKティボ・クルトゥワが太ももの痛みを訴えた。結局、後半26分にクルトゥワが退き、GKセンヌ・ラマンスが交代投入された。
クルトゥワの負傷交代が「スノーボール(雪だるま式の影響)」となった。後半43分、スペインがボックス外からミドルシュートを放った。GKなら十分に防げるボールだった。ラマンスはキャッチしようとしたが、手に当たってこぼれ球となった。これにミケル・メリーノが詰め、シュートを放って逆転ゴールを奪った。
ベルギーには試合をひっくり返す体力は残っていなかった。結局、スペインの2-1の勝利で試合終了となった。


