
2026〜2027シーズンのイングランド・プレミアリーグ(EPL)は全日程の約4分の1を消化したが、まだ一人も監督が解任されていない。ここ数年、シーズン序盤から監督交代が相次いでいたのとは、かなり異なる雰囲気だ。
英紙「ガーディアン」は2日(韓国時間)、今シーズンのEPL全20クラブが異例にも開幕当時の監督体制を維持していると報じた。過去10シーズンを振り返っても、11月に入るまで監督交代がなかったのは今回が3回目である。
このような流れは、シーズン開幕前に行われた大規模な監督交代が影響していると分析される。EPL全20クラブのうち、実に11クラブが2026年に就任した監督と共にシーズンをスタートさせた。クラブ側が新しい監督に自身のサッカーを定着させるための時間を与えているということだ。
しかし、開幕から9〜10試合を消化する中で状況が変わりつつある。期待を下回る成績により、プレッシャーを受ける監督が増えているためだ。最も危うい人物として挙げられているのが、マンチェスター・ユナイテッド(マンU)のマイケル・キャリック監督である。
マンUは1日、チェルシーとのアウェイ戦で0-2と敗れ、リーグ戦9試合連続未勝利という泥沼にはまっている。なかなか反転のきっかけを掴めず、キャリック監督の指導力にも疑問符が付けられている。
英国現地では、キャリック監督が今シーズンのEPLで最も早く指揮官の座を退く可能性がある人物として取り沙汰されている。シーズン序盤の不振が長期化していることに加え、マンUというクラブの高い期待値を考慮すれば、成績に対するプレッシャーが大きくなるのは避けられない。

降格圏に沈んでいる3チームの監督も状況は芳しくない。ノッティンガム・フォレストのオリバー・グラスナー監督は、先月31日のブレントフォード戦で0-2と敗れ、再び頭を垂れた。ノッティンガムは降格圏の19位に留まっている。特に攻撃力不足が深刻だ。ノッティンガムの期待得点(xG)は14.7ゴールに達するが、実際の得点はわずか6ゴールに過ぎない。得点機会はある程度作り出せているものの、決定力が大きく欠けていることを意味する。
クリスタル・パレスのピエール・サージュ監督も厳しい状況だ。18位まで転落したパレスは、特に守備の不安定さが問題として指摘されている。頻繁な守備陣の入れ替えや負傷者の続出が重なり、相手に多くの得点機会を許している。先月31日のトッテナム戦で0-2と敗れるなど、なかなか流れを変えられずにいる。
最下位サンダーランドのレジ・ルブリ監督も、成績だけを見れば安心できない。サンダーランドは先月31日、コヴェントリー・シティに1-3で敗れ、不振から抜け出せていない。ただし、ルブリ監督はチームをEPLに昇格させ、欧州の舞台まで導いた功績があるため、他の降格圏チームの監督よりもクラブからの信頼が厚いと評価されている。
今、関心は11月のAマッチ期間直前に行われるリーグ戦に注がれている。各クラブは中断期間を活用してチームを再整備できるため、成績不振が続く監督の去就を決定するには適切なタイミングでもある。
特にマンUは9日にアストン・ヴィラと、ノッティンガムはマンチェスター・シティ、パレスはリヴァプール、サンダーランドはチェルシーと対戦する。いずれも手強い相手ばかりだ。



