
ファン・インボムが2度目のワールドカップ(W杯)の舞台を控え、韓国サッカーの遠征W杯最高成績であるベスト8進出を目標に掲げた。怪我の懸念についても「心配するような状態ではない」と自信を見せた。
ファン・インボムは25日、米ユタ州ソルトレイクシティ近郊ヘリマンのザイオンズ・バンク・トレーニングセンターで行われたサッカー代表チームの練習前、取材陣に対し「ベスト8まで行かなければ、前回のカタールW杯より良い成績とは言えないだろう」と語った。
代表チームの核心ミッドフィルダーであるファン・インボムは、今年3月の足首の怪我により約2ヶ月間、リハビリに専念してきた。彼は「すぐにチーム練習に参加できる状態だ」とし、「コンディションはほぼ戻っている。試合勘は実戦を通じて引き上げていく必要があるが、親善試合が2試合あるので幸いだ」と説明した。
洪明甫(ホン・ミョンボ)監督率いる代表チームは、北中米W杯を控え、米ソルトレイクシティに事前キャンプを設けた。その後、6月5日にメキシコのグアダラハラ・ベースキャンプへ移動する。代表チームは現地でトリニダード・トバゴ代表、エルサルバドル代表との親善試合を行う予定だ。
ファン・インボムは昨年から続いた度重なる怪我についても淡々と振り返った。彼は「昨年はふくらはぎと太ももを痛め、今年は足首の怪我まで重なった」とし、「精神的に耐え抜こうと努力し、家族と時間を過ごしながら回復に集中した」と話した。
代表チームはファン・インボムが欠場した今年3月の欧州遠征親善試合で、コートジボワール代表に0-4、オーストリア代表に0-1で敗れた。当時、代表チームの競技力低下の原因としてファン・インボムの不在が挙げられたが、彼は「誰かが抜けても他の選手が埋め合わせられるチームだ」とし、「私が出場していたとしても難しい試合になっていただろう」と述べた。
ファン・インボムは2022年カタールW杯と比較して、今大会の最大の違いとして「経験」を挙げた。彼は「初めてのW杯がときめきと幸せな記憶だったとすれば、今回は期待とともに責任感や不安もある」とし、「選手たちが再び一つに団結して良い結果を出したい」と語った。代表チームが準備中の3バック戦術については、「フォーメーションに関係なく、中央ミッドフィルダーの役割は似ている」としつつも、「3バックでは後ろの守備人数が多いため、攻撃的にさらに積極的なプレーができるという利点がある」と説明した。
ファン・インボムは今大会の目標について「カタールW杯よりも高い場所へ行かなければならない」と強調した。続けて「前回の大会ではグループリーグ以降、選手の体力消耗が激しかった」とし、「今回は試合間隔が長いため、トーナメントに進出した際に体力面で有利になる可能性がある」と展望した。また、今回の代表チームの戦力については「個人能力に優れた選手が多く、欧州の舞台での経験も豊富だ」としながらも、「良い成果のためには、個人よりもチームを先に考える犠牲が必要だ」と語った。


